Robocopyでのファイルの移動はこちらの記事を参照して下さい。
Robocopy コマンドを利用してファイルをコピーする手順を紹介します。
エクスプローラーを利用してファイルのコピーができますが、ファイルのサイズが大きかったり、ファイル数が多く時間がかかる場合や、
他の操作をしながらファイルのコピーを実行する場合、エクスプローラーが途中で実行停止するとファイルのコピーも途中で終了してしまいます。
大容量のファイルや多数のファイルを安定してコピーする方法としてRobocopyコマンドを利用する方法があります。
この記事では、Robocopyコマンドを利用したファイルコピーの手順を紹介します。
以下の書式を利用します。
指定したディレクトリをコピーする場合
Robocopy (コピー元パス) (コピー先パス)
指定したドライブをコピーする場合
Robocopy (コピー元ドライブ): (コピー先ドライブ):
オプション | 意味 |
---|---|
/S | サブディレクトリをコピーします。ただし空のディレクトリはコピーしません |
/E | サブディレクトリをコピーします。空のディレクトリもコピーします |
/DCOPY:DAT | データ、属性、タイムスタンプをコピーします |
/R:(数値) | リトライ回数を指定します。省略すると100万回リトライします。 |
/W:(数値) | リトライの際の待機時間を指定します。省略すると30秒待ちます。 |
/MIR | ディレクトリツリーをミラー化します。コピー元にファイルがなくコピー先にファイルが存在する場合、ファイルは削除されるため注意が必要です。 |