onnxモデルに変換する手順を紹介します。
AivisSpeech で AIVM / AIVMX ファイルを作成する場合には、onnxモデルが必要です。
AIVM / AIVMX ファイルでは、safetensorsモデルとonnxモデルの両方を含めてパッケージ化する必要があるようです。
onnx形式はsafetensors形式より推論に適した構造とされています。
この記事では、safetensorsモデルからonnxモデルに変換する手順を紹介します。
Style-Bert-VITS2のdev版をインストールします。手順はこちらの記事を参照してください。
変換元のsafetensors形式の音声モデルを入手します。
変換元のモデルをStyle-Bert-VITS2のdev版の以下のパスに配置します。
(Style-Bert-VITS2配置ディレクトリ)\model_assets\(モデルのディレクトリ名)
モデルは、safetensorsファイル、config.jsonファイル、style_vectors.npy の3ファイルで構成されています。
Style-Bert-VITS2配置ディレクトリで以下のコマンドを実行して、仮想環境に切り替えます。
cd (Style-Bert-VITS2配置ディレクトリ)
venv\Scripts\activate
仮想環境に切り替え後、以下のコマンドを実行します。
py convert_onnx.py --model model_assets\(モデルのディレクトリ名)\
または、
python.exe convert_onnx.py --model model_assets\(モデルのディレクトリ名)\
変換処理が始まります。
変換が終了すると、コマンドプロンプトに戻ります。
モデルのディレクトリを確認します。(モデルファイル名).onnx
のファイルが作成されています。
onnxモデルに変換ができました。