ComfyUI を利用して FLUX.1 で画像を生成する手順を紹介します。
今回は、FLUX.1 [dev] を利用した手順を紹介します。
ComfyUIをインストールします。手順の詳細はこちらの記事を参照してください。
FLUX.1のモデルをダウンロードします。手順はこちらの記事を参照してください。
テキストエンコーダー,VAEが別ファイルのモデルを利用する場合の手順です。
ae.safetensors ファイルを ComfyUIの配置ディレクトリ\ComfyUI\models\vae
ディレクトリに配置します。
flux-1-dev.safetensors ファイルを ComfyUIの配置ディレクトリ\ComfyUI\models\unet
ディレクトリに配置します。
clip_l.safetensors, t5xxl_fp8_e4m3fn.safetensors, t5xxl_fp16.safetensors ファイルを ComfyUIの配置ディレクトリ\ComfyUI\models\clip
ディレクトリに配置します。
ComfyUIのワークフローを入手します。https://comfyanonymous.github.io/ComfyUI_examples/flux/ にアクセスします。
下図のページが表示されます。
下にスクロールして、Flux Devのセクションの画像(ケモミミ少女がケーキを持っている絵)を表示します。
ComfyUIを起動します。画像をドラッグしてComfyUIのウィンドウにドロップします。
ドロップするとワークフローが表示されます。画像内に記録されているワークフロー情報がComfyUIに読み込まれました。
ワークフローの全体は下図です。
[Queue Prompt]ボタンをクリックして画像生成を実行します。
画像が生成できました。
テキストエンコーダー,VAEがモデルに組み込まれているモデルを利用する場合の手順です。
flux-1-dev-fp8.safetensors ファイルを ComfyUIの配置ディレクトリ\ComfyUI\models\checkpoints
ディレクトリに配置します。
ComfyUIのワークフローを入手します。https://comfyanonymous.github.io/ComfyUI_examples/flux/ にアクセスします。
下図のページが表示されます。
下にスクロールして、Simple to use FP8 Checkpoint version の Flux Devのセクションの画像(ケモミミ少女がケーキを前にしている絵)を表示します。
ComfyUIを起動します。画像をドラッグしてComfyUIのウィンドウにドロップします。
ドロップするとワークフローが表示されます。画像内に記録されているワークフロー情報がComfyUIに読み込まれました。
ワークフローの全体は下図です。[Queue Prompt]ボタンをクリックして画像生成を実行します。
画像が生成できました。
ComfyUI を利用して FLUX.1 で画像を生成できました。
FLUX.1はプロンプト追従性が非常に良いです。
以下のプロンプトで画像生成します。
プロンプトは "非常に高い鉄塔。高さ250m、むき出しの鉄骨。ファンタジー的な造形、非現実的。悪の帝国的なデザイン。基部が広がらないデザイン。周囲には発展した都市。背景には青空と雲。アニメの背景仕上げ、鮮やかな色。"の内容です。
画像生成結果は下図です。一部プロンプト通りでない部分もありますが、おおむねプロンプトに沿った画像が生成されます。
別の例です。
かなり無理なプロンプトを入れたため、無視されている内容もありますが、生成画像の品質は良いです。