漫画やアニメのキャラクターの絵を描いても似ないと感じることが多々あります。ここではキャラクターを似せるためのTipsを紹介します。
以下キャラクターを似せるTipsを紹介します。
髪型はキャラクターの特徴を一番表している部分といわれています。まずは描きたいキャラクターの髪型を正しく似せます。
下図は全く同じ顔の輪郭に対して髪を追加したものです。髪型を合わせるだけでキャラクターの特徴がはっきりしてきます。
髪型を似せることができたら、髪の色も合わせます。髪の色も髪型と並んでキャラクターの特徴を示すものです。アニメや漫画では髪型以上に重要な要素です。
下図は全く同じ顔の輪郭に対して髪を描き着色したものです。キャラクターの特徴がかなりはっきりしてきます。
先の絵で最初の2人はリボンや耳にワンポイントアイテムがあります。これら、ワンポイントアイテムもキャラクターの特徴を示すものであるため、忘れずに描きます。こちらも髪型と同様に形状と色をそろえます。
漫画やイラストの場合は、目はキャラクターを特徴づけるポイントになります。目を似せて描くとキャラクターをより似せて描くことができます。
形状を完全に合わせることも、もちろん効果がありますが、分岐する本数や方向を合わせるだけでもかなり似せることができます。
下図の目を似せて描きます。
(革命機ヴァルヴレイヴ より)
下書きです。右図が実線描画後です。
目を似せるために、以下のポイントを押さえます。
A~Fのポイントをそろえると形状が多少変わっても同じ目として表現できます。
下図の目を似せて描きます。
(境界の彼方 より)
下書きです。右図が実線描画後です。
目を似せるために、以下のポイントを押さえます。
まつ毛をしっかり描くパターンの目です。このパターンは奥の目になります。
反対側(手前側)の目です。
キャラクターの顔の輪郭を合わせることでキャラクターを似せることができます。
顔の輪郭は頭部の上部~後頭部にかけてはキャラクターの違いはほとんどありません。(下図緑色の円内にほぼ収まっています。)キャラクターごとの違いが出るのは、頬~あごにかけての線と、首の付け根や首の太さなどで違いが出ます。(下図ピンク色の線)
後頭部の大きさに対して、顔の面積をどの程度の大きさにするかと、頬から顎の線の形状でキャラクターの違いが出てきます。
ちなみに上図のキャラクターのラインは以下のキャラクターになります。、
(左上から「キャプテン・アース」「とある科学の超電磁砲」
「ハピネスチャージプリキュア!」「いなり、こんこん、恋いろは。」)