JavaScript : 小数の切り捨て、切り上げ、丸め込み

JavaScriptで小数部を切り捨てるコードと実行結果

JavaScriptで小数点の切り捨てをするコードと実行結果を紹介します。

概要

JavaScriptで数値を切り捨てる場合は Math.floor() メソッドを用います。

書式

Math.floor([切り捨てしたい小数値]);

コード例

  var result = Math.floor(val);

プログラム例

コード

下記のHTMLファイルを作成します。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="utf-8" />
  <title></title>

  <script type="text/javascript">
    function floorProc() {
      var val = document.getElementById("Text1").value;
      var result = Math.floor(val);
      document.getElementById("output").innerText = "切り捨て値:" + result;
    }
  </script>

</head>
<body>

  <h2>小数の切り上げのデモ</h2>
  <input id="Text1" type="text" /><br />
  <br />
  <input id="Button1" type="button" value="Ceil" onclick="floorProc();" />&nbsp;
  <br />
  <div id="output"></div>

</body>
</html>

解説

ボタンクリックにより、JavaScriptの関数が呼び出されます。 関数内では"Text1"のテキストボックスから値を読み込み、floorProc関数で小数の切り捨てを実行します。 結果をid="output"のdiv枠に出力します。

実行結果

上記のHTMLファイルをWebブラウザで表示します。下図の画面が表示されます。
JavaScriptで小数部を切り捨てるコードと実行結果:画像1

テキストボックスに数値を入力します。4.221を入力します。
JavaScriptで小数部を切り捨てるコードと実行結果:画像2

[Floor]ボタンをクリックします。小数部分が切り捨てられた値4が下部に表示されます。
JavaScriptで小数部を切り捨てるコードと実行結果:画像3

120.65を入力して[Floor]ボタンをクリックした場合は、切り捨て値の 120 が下部に表示されます。
JavaScriptで小数部を切り捨てるコードと実行結果:画像4

小数を切り捨てできました。

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著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
作成日: 2016-08-03
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