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Visula Studio の .slnファイル (ソリューションファイル)のアイコンがファイルによって違う

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Visula Studio の .slnファイル (ソリューションファイル)のアイコンがファイルによって違うことについて紹介します。

動作

Visula Studio の .slnファイルは実行時にそのソリューションファイルに応じたVisual Studioが起動する動作になっています。そのため、アイコンもソリューションファイルの種別に応じて変化する設定になっています。

レジストリエディtタで、HKEY_CLASSES_ROOT\.sln を開きます。下図の画面が表示されます。既定の値が VisualStudio.Launcher.sln となっています。
Visula Studio の .slnファイル (ソリューションファイル)のアイコンがファイルによって違う:画像1

HKEY_CLASSES_ROOT\VisualStudio.Launcher.slnにアクセスします。下位にShell/Open/CommandキーとShellEx/IconHandlerが存在していることがわかります。
Visula Studio の .slnファイル (ソリューションファイル)のアイコンがファイルによって違う:画像2

Shell/Open/Commandキーの既定の値は、"C:\Program Files (x86)\Common Files\Microsoft Shared\MSEnv\VSLauncher.exe" "%1" となっており、Visual Studioのラウンチャーが起動する設定になっています。
Visula Studio の .slnファイル (ソリューションファイル)のアイコンがファイルによって違う:画像3

アイコンハンドラーは{9A2B23E4-2A50-48DB-B3C3-F5EA12947CB8}の値が設定されています。
Visula Studio の .slnファイル (ソリューションファイル)のアイコンがファイルによって違う:画像4

HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{9A2B23E4-2A50-48DB-B3C3-F5EA12947CB8}の値を確認します。InprocServer32 キーがあることがわかります。
Visula Studio の .slnファイル (ソリューションファイル)のアイコンがファイルによって違う:画像5

InprocServer32 キーを確認します。既定の値に `C:\Program Files (x86)\Common Files\Microsoft Shared\MSEnv\VSFileHandler_64.dll ` が設定されています。
Visula Studio の .slnファイル (ソリューションファイル)のアイコンがファイルによって違う:画像6

C:\Program Files (x86)\Common Files\Microsoft Shared\MSEnv\VSFileHandler_64.dll のDLLのリソースを確認します。DLL内にソリューションファイルの種別に応じたアイコンファイルが格納されていることが確認できます。

Visula Studio の .slnファイル (ソリューションファイル)のアイコンがファイルによって違う:画像7

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著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
作成日: 2018-09-09
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