Visual Studio 2017 のオフライン用インストールメディアを作成する手順を紹介します。
Visual Studio 2017 はwebインストーラのみ提供されており、isoファイルが公開されていないため、オフラインのマシンにインストールする場合には、インストールメディアを作成する必要があります。この記事では、オフラインのインストールメディアを作成する手順を紹介します。
はじめに、Webインストーラーをダウンロードします。
すべての言語をダウンロードしてメディアを作成する場合は下記のコマンドを実行します。
インストールメディアの作成先パスの末尾に"\"を記述するとうまく動作しません。
上記コマンドでオフライン用インストールメディアを作成できますが、全言語をダウンロードするため、不要なファイルも多く、サイズも大きくなるため、通常は言語を指定して、日本語のみをダウンロードしてインストールメディアを作成するほうが現実的です。
言語を指定する場合のコマンドは下記になります。
コマンドを実行すると、下図のウィンドウが表示され初期化処理が実行されます。
続いて下図のコマンドウィンドウが表示され、モジュールのダウンロードが始まります。
ダウンロードが完了すると、ウィンドウは自動で閉じられます。
メディアがダウンロードされたディレクトリを確認します。モジュールごとにフォルダが作成されています。
同じフォルダに、インストーラーのexeファイルも作成されています。オフラインでインストールする場合は、こちらのインストーラーを実行してインストールします。
メディアのディレクトリサイズは 20.6GBでした。USBメモリであれば、保存できそうです。