Azure DevOps Server のWebアクセスのポート番号を変更する手順を紹介します。
Azure DevOps ServerのWebポータルページですが、デフォルトでは、HTTPが80、HTTPSが443でインストールされます。
多くの場合、この設定で問題ありませんが、様々な事情により、ポート番号を変更したい場合があります。
この記事では、Azure DevOps Serverのポート番号を変更する手順を紹介します。
インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャーを起動します。
ウィンドウが表示されますので、左側のツリービューでサーバーのノード内の[サイト]のノードを開き、Azure DevOps Serverのサイトのノードを選択します。(下図)
ツリービューのAzure DevOps Serverのサイトの項目右クリックしてポップアップメニューを表示します。
メニューの[バインドの編集]の項目をクリックします。
下図の[サイトバインド]のダイアログが表示されます。
項目をダブルクリックするか、選択した状態で右側の[編集]ボタンをクリックします。
下図の[サイト バインドの編集]ダイアログが表示されます。[ポート]の値を変更したいポート番号に修正します。
http, https のポート番号をそれぞれ変更しました。
続いて、Azure DevOps Server 管理コンソールを起動します。下図のウィンドウが表示されます。
左側のツリービューで[アプリケーション層]のノードをクリックして選択します。下図の画面が表示されます。
右側のエリアの[パブリック URL の変更]のリンクをクリックします。
下図の[パブリック URL の変更]ダイアログが表示されます。デフォルトのポート番号でインストールした場合は、ポート番号のないURLが設定されています。
ポート番号を変更した場合は、https://(ホスト名):(ポート番号)
の形式でパブリックURLを入力します。
パブリックURLが変更されました。
変更されたポート番号でアクセスし、ページが表示されることを確認します。
アクセスした際に、真っ白なページが表示され、コード中にJavaScript is Disabled
のメッセージがある場合は、
バインドの変更はできていますが、Azure DevOps ServerのパブリックURLが古いURLのまま、変更されていない可能性が高いです。
<noscript>
<div class="absolute-fill flex-column flex-center">
<h2>JavaScript is Disabled</h2>
<p>Please enable javascript and refresh the page</p>
</div>
</noscript>