Amazon Route 53 のHealth Check を利用してサーバーを監視する手順を紹介します。
AWSのコンソールにログインします。サービス一覧から[Route 53]をクリックします。AWSサービス一覧では[ネットワーキング]のカテゴリにリンクがあります。
Route 53の管理画面が表示されます。 上部の右から2番目の"Availability monitoring"の枠の[Create health check]ボタンをクリックします。
[Create health check]の画面が表示されます。
[Name]欄にヘルスチェックの名前を入力します。項目名にのみ使われますので、わかりやすい名前を設定します。[What to monitor]の項目は[Endpoint]を指定します。
Monitor an endpoint 欄に監視先のサーバーアドレスを指定します。[Specify endpoint by]欄は"IP address"を指定します。今回はポート監視をするため、[Protocol]は"TCP"を選択します。[IP address]には監視対象のサーバーのIPアドレスを入力します。[Port]には監視するポート番号を指定します。
設定ができたら画面右下の[Next]ボタンをクリックします。
続いて、アラームの作成確認画面が表示されます。
今回はアラームも作成するため、[Create alarm]に"Yes"を選択します。[Sned notification to]は"New SNS topic"を指定します。
Topic nameにAmazon SNSで作成するTopic名を入力します。わかりやすい名前を設定します。[Recipient email address]にはアラートが発生した際の通知先のメールアドレスを指定します。
設定ができたら画面右下の[Create health check]ボタンをクリックします。
Health checkの一覧画面が表示されます。作成したHealth checkが一覧に表示されています。
しばらくすると監視が開始されます。正常に動作していれば、[Status]欄が緑色になります。