Amazon Route 53 のHealth Check で監視サーバーの地域を限定する

Amazon Route 53 のHealth check で監視サーバーの地域を限定する手順を紹介します。

概要

Amazou Route 53 のHealth checkでは、北米東海岸(バージニア)、北米西海岸(カルフォルニア)、北米中央(オレゴン)、ヨーロッパ(アイルランド)、アジア(シンガポール)、オーストラリア(シドニー)、東京、南米(サンパウロ)の各サーバーからチェックされています。全世界向けのサービスの場合は子の設定で問題ありませんが、国内や特定地域での利用がメインのサービスの場合は、オーバースペックの場合があります。この記事では、チェックするサーバーの地域を限定する手順を紹介します。

手順

Route 53の管理画面からHealth checkの画面を表示します。Health checkの一覧が表示されます。設定を変更するHealth checkの項目をクリックして選択します。選択状態で、画面上部の[Edit health check]ボタンをクリックします。


[Configure health check]画面が表示されます。画面下部の[Advanced configuration]の欄をクリックします。


[Advanced configuration]の欄が展開されます。下図の画面が表示されます。


[Health checker regions]の項目を"Customize"に変更します。下図の画面に切り替わります。Health checkから除外したい地域のサーバーの右側の[×]アイコンをクリックします。クリックすると、項目が削除されます。


今回は、東京、シンガポール、オレゴン以外を削除しました。なお、Health checkには最低3か所の地域のサーバーは必要です。

著者

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iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。