Windows Updateをローカルネットワークのマシンに配信できるようにする

かなかな
質問: Windows Updateの配信
Windows Updateの更新ファイルをローカルネットワークで共有できる機能があると聞きました。 デフォルトでオンになっていて、ホームユースでは意味がないとか、有効にしてあるとメモリ使用量が増えるという話も聞きました。 どこで設定するかわかりますか?

Windows Updateの配信最適化設定

Windows Updateの配信最適化設定を変更するとローカルマシンや他のマシンにWindows Updateのファイルを送信するかの設定を変えられます。


メモ
以前提供されていた、Windows Server Update Services (WSUS)と似たような機能のようです。


設定画面を開きます。左側の[Windows Update]のメニューをクリックします。
Windows Updateをローカルネットワークのマシンに配信できるようにする:画像1

Windows Updateの画面が表示されます。右側のエリアの[詳細オプション]のタイルをクリックします。
Windows Updateをローカルネットワークのマシンに配信できるようにする:画像2

詳細オプションの画面が表示されます。
Windows Updateをローカルネットワークのマシンに配信できるようにする:画像3

右側のエリアの[追加オプション]のカテゴリの[配信の最適化]のタイルをクリックします。
Windows Updateをローカルネットワークのマシンに配信できるようにする:画像4

[配信の最適化]画面が表示されます。右側の一番上の項目 [他のデバイスからのダウンロードを許可する]のスイッチを確認します。 下図では[オフ]になっています。
Windows Updateをローカルネットワークのマシンに配信できるようにする:画像5

スイッチをクリックして[オン]にすると、このマシンから、ローカルネットワーク内の他のマシンに対してWindows Updateのファイルを送信できるようになります。
Windows Updateをローカルネットワークのマシンに配信できるようにする:画像6

設定変更によるメリット・デメリット

ローカルネットワークのデバイスのみの配信とした場合のメリット・デメリットの紹介です。
過程で数台しか利用していない場合は、オフにしておくのが良いかもしれません。

観点 メリット デメリット
ダウンロード速度 近くのPC(同一LANなど)から取得できるため、Windows Updateが速くなる場合がある 周囲にPCがない環境では、速度向上の効果がほぼない
回線使用量(下り) 同じネットワーク内で複数台更新する場合、インターネット回線の使用量を削減できる インターネット上の他PCから取得する設定だと、通信経路が増える
回線使用量(上り) (ローカルネットワーク内の配信のため影響なし)
ネットワーク負荷 社内・家庭内LANでは効率的 回線が細い・混雑していると、体感的にネットが重くなることがある
複数台運用 複数PCを管理している環境では、全体の更新効率が良い 1台しか使わない場合はほぼ恩恵がない
プライバシー Microsoftの管理下で動作し、個人ファイルが共有されることはない 「自分のPCが配布元になる」こと自体に心理的な抵抗を感じる人もいる
バッテリー ノートPCでは、バックグラウンド通信により電池消費が増える可能性がある
管理・制御 細かく設定(ローカルのみ/インターネット含む)が可能 設定内容を理解していないと、意図せず通信が発生する
AuthorPortraitAlt
著者
iPentecの企画・分析担当。口が悪いのでなるべく寡黙でありたいと思っている。が、ついついしゃべってしまい、毎回墓穴を掘っている。
作成日: 2025-12-30