パフォーマンス モニター (パフォーマンス カウンター) を利用して、ASP.NETアプリケーションの負荷測定をする手順を紹介します。
こちらの記事ではパフォーマンスモニターを利用して
IISの接続状態やエラーの発生状況を調べる手順を紹介しました。
Webサーバーに配置された静的なファイルで過負荷によるエラーが発生する可能性は低いため、
サーバー負荷を細かく追跡していく場合は、ASP.NETアプリケーションのパフォーマンスを測定するほうがボトルネックを特定しやすいです。
ASP.NET アプリケーションのリクエスト数の取得は「IISのASP.NETアプリケーションへのリクエスト数をパフォーマンスカウンターで測定する」の記事を参照してください。
ASP.NETアプリケーションの実行時間の取得は「IISで稼働しているASP.NETアプリケーションへの実行時間をパフォーマンスカウンターで測定する」の記事を参照してください。
キュー内で処理を待機していた時間をミリ秒単位で取得できます。
パフォーマンスカウンタの"Request Wait Time"で待機時間を取得できます。
処理に必要なサーバー リソースが不足しているため、実行できなかった要求の合計数を取得できます。
パフォーマンスカウンタの"Requests Rejected"で503エラーを返した件数を取得できます。