Windows Server 2008 R2にExchange Server 2010をインストールしてみます。
Exchange Server 2010は64ビット版しか提供されていないため、64ビット版のWindows Server 2008 R2をインストールします。
CDを挿入するとインストール手順ダイアログが表示されます(下図)
Exchange Server 2010をインストールするサーバーをActive Directory ドメインに参加させます。参加後Active DirectoryのAdministratorでログインします。
インストール手順ダイアログの手順に従いインストールします。ステップ1として .NET Framework 3.5 SP1をインストールします。サーバーマネージャーを開き[機能]ノードを選択します。
右側の[機能の追加]リンクをクリックします。機能の選択ダイアログが開きますので[.NET Framework 3.5.1]ノード内の[.NET Framework 3.5.1]にチェックをつけます。[次へ]ボタンをクリックします。
機能のインストールが始まります。インストールが完了すると[インストールの結果]ダイアログが表示されます。
ステップ2の Windows PowerShell Version2は既にインストールされているため、ステップ3の言語オプションの選択をします。[Exchange 言語オプションの選択]リンクをクリックします。
すべての言語をインストールするか、DVDに含まれる言語のみをインストールするかを選択します。
ステップ4の[Exchange Serverのインストール]リンクをクリックします。
セットアップの初期化メッセージが表示されます。
セットアップダイアログが表示されます。[次へ]ボタンを押します。
使用許諾契約書が表示されます。[使用許諾賞に同意します]ラジオボタンにチェックを入れ、[次へ]ボタンを押します。
エラー報告をするかの設定ダイアログです。選択し、[次へ]ボタンを押します。
[インストールの種類]ダイアログが表示されます。標準インストールかカスタムインストールかを選択します。今回は標準インストールを選択します。
Exchange組織の設定ダイアログが表示されます。Exchange組織の名称を設定します。
クライアントの設定ダイアログが表示されます。Outlook 2003、Entourageを利用している場合はパブリックフォルダデータベースが必要なため、ネットワーク内のクライアントでOutlook 2003、Entourageを使用するかを尋ねられます。設定したら[次へ]ボタンを押します。
[クライアントアクセスサーバーの外部ドメインの編成]ダイアログが表示されます。クライアントアクセスサーバーの役割をインターネットの窓口にする場合はチェックを入れ、テキストボックスに外部のクライアントアクセスサーバーで使用するドメイン名を入力します。
設定ができたら[次へ]ボタンを押します。
カスタマーエクスペリエンス向上プログラムに参加するか確認されます。参加の有無を設定し、[次へ]ボタンを押します。
ここまで設定が完了すると[前提条件の確認]ダイアログが表示され、セットアップ要件を満たしているか確認が始まります。
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