EaseUS Todo backup Advanced Server 8.3 でSQL Serverのバックアップをとります。
SQL ServerがインストールされているサーバーにEaseUS Todo backup Advanced Server 8.3 をインストールします。インストールの手順はこちらを参照してください。
EaseUS Todo backup Advanced Server 8.3 を起動します。下図のメインウィンドウが表示されます。
上部のツールバーの[その他のバックアップ]ボタンをクリックします。下図のポップアップメニューが表示されますので、[SQLバックアップ]をクリックします。
SQLサーバーへのログインダイアログが表示されます。SQL Serverのログイン方法を指定し、必要に応じてID、パスワードを入力します。
ログインができると下図の[MS SQLのバックアップと復元]ウィンドウが表示されます。
上部のタブの[バックアップ]をクリックして選択します。下図の画面が表示されます。
バックアップデータの保存先を指定します。今回は"D:\My Backup"としました。また、左のリストビューにデータベースの一覧が表示されます。バックアップを取りたいデータベースにチェックをつけます。
設定ができたらウィンドウの右下の[処理]ボタンをクリックします。
バックアップが作成されます。正常に終了すると下図の「操作は正常に完了しました。」ダイアログが表示されます。
[ホーム]タブをクリックして切り替えるとバックアップが作成されたことが確認できます。
続いてスケジュールを設定してSQL Serverをバックアップする設定を作成します。
[バックアップ]タブを選択します。タスク名と保存先を指定します。保存先は今回は"ディスク"にしました。画面下部の[プラン]セクションの[スケジュール]のスイッチを"オン"にします。スケジュールの日時を設定します。
右側のスクロールバーで下にスクロールします。[プランの種類]を設定します。今回は"フル"を選択します。[管理者アカウント]には管理者のIDとパスワードを設定します。「管理者のIDとパスワード」の欄を設定しないと正しく動作しませんので注意してください。(「EaseUS Todo backup Advanced Server 8.3 でスケジューリングされたSQLサーバーのバックアップをすると 「ユーザー名またはパスワードが正しくありません」エラーが発生する」を参照)
今回はAdministratorのIDとパスワードを入力します。設定ができたら右下の[処理]ボタンをクリックします。
バックアップ処理とスケジュール処理が始まります。
初回のバックアップが完了すると下図の[操作は正常に完了しました。]メッセージダイアログが表示されます。
[ホーム]タブに戻るとバックアップが作成され、スケジュール登録されていることが確認できます。(スケジュール登録されているアイテムは右側に"一時停止"リンクが表示されます。)
バックアップの機能はSQL Serverの標準バックアップと同様ですが、SQL Serverの標準バックアップではネットワークフォルダへのバックアップができないため、ネットワーク共有ディレクトリにバックアップ結果を出力できることは利便性が高いです。また、SQL Server Agentをインストールせずにスケジュールされたバックアップを実行できます。
バックアップされたファイルは一覧で表示されますのでバックアップ後のファイル管理も容易です。