Pythonで例外を発生させるコードを紹介します。
Pythonで実行時に例外を発生させたい場合があります。
Pythonでの例外はraiseを利用します。
raise [例外クラス]()
raise ValueError("値が範囲外です")
raise BufferError()
raise FileNotFoundError("ファイルが見つかりませんでした。")
以下のコードを記述します。
print ('入力してください。')
chars = input()
if chars =="1" or chars =="2" or chars =="3":
print (chars+'が入力されました')
else:
raise ValueError("入力は 1,2,3 のいずれかの必要があります。")
実行すると入力待ちとなります。
print ('入力してください。')
chars = input()
入力値が"1"または"2" の場合は入力された文字をメッセージと合わせて出力します。
if chars =="1" or chars =="2" or chars =="3":
print (chars+'が入力されました')
それ以外の場合は、ValueError 例外を発生させます。
else:
raise ValueError("入力は 1,2,3 のいずれかの必要があります。")
Pythonプログラムを実行します。入力待ちの状態になります。
"2" を入力し[Enter]キーを押します。入力した文字が"1","2","3" のいずれかに該当するため「2が入力されました」のメッセージが表示されます。
再度プログラムを実行し、"8"を入力します。
デバッガが有効な場合は、プログラムが停止し、例外が発生します。
コンソールウィンドウでも例外のメッセージ「入力は 1,2,3 のいずれかの必要があります。」のメッセージが表示されます。
Pythonで例外を発生されるコードを紹介しました。