スカートの描き方

イラストや漫画用の"そらで描く"スカートの書き方の紹介記事です。写実の正確さよりもそれっぽく見えるものを手早く簡単に書く方法です。

プリーツ スカート (プリーテッド スカート)

学生服などで使われている、プリーツスカートを描きます。漫画やイラストなどではよく登場するスカートです。

資料集め

資料を準備します。

スカートの描き方:画像1 スカートの描き方:画像2
スカートの描き方:画像3 スカートの描き方:画像4

基本的な形

スカートは布を折り返している構造になっています。腰の部分で止められており、足元でひだの部分が広がります。
スカートの描き方:画像5

あたりは円錐台形の形状でとると、描きやすいです。
スカートの描き方:画像6

視点が真横の場合は上図のあたりでよいですが、顔を注視している場合は、下半身は見下ろす視点になるため、下図のあたり(円錐台形を上から見ている状態)になります。
スカートの描き方:画像7

足元から見上げている場合は、下図のあたりになります。
スカートの描き方:画像8

描画

資料とあたりを参考に描画します。

あたりをとります。
スカートの描き方:画像9

ひだなどを描きます。
スカートの描き方:画像10

線を取り出して完成です。
スカートの描き方:画像11

Tips1:線を減らす

上記の手法で描いて問題ありませんが、線の本数が多すぎて画面が重くなってしまうことがあります。また、ひだの線がそろっていないときれいに見えないため、手間がかかります。線を減らして描画する方法もあります。

あたりをとります。
スカートの描き方:画像12

外形の線を決めます。内部のひだの線は省略します。
スカートの描き方:画像13

実線を取り出して完成です。先の仕上げに比べると、あっさりとした仕上がりになっています。
スカートの描き方:画像14

内部の全く線を省略する仕上げの例です。シンプルに仕上げる場合はこの仕上げでも良いかと思います。
スカートの描き方:画像15

内部をトーン処理する場合は、ひだの線はすべて省略しても良いかもしれません。
スカートの描き方:画像16 スカートの描き方:画像17

Tips2:動きを付ける

イラストの場合は動きがついていないと画面が単調に見える場合があります。実際より動きを強調して仕上げる方法を紹介します。

あたりをとります。
スカートの描き方:画像18

外形を決めて描画します。このとき実際よりも先端の広がりを大きく描画します。
スカートの描き方:画像19

線を取り出して完成です。
スカートの描き方:画像20

Tips3:直線で描画する

スカートは腰から下に向かって緩やかな曲線を描きますが、曲線でそのまま描画すると画面が柔らかくなってしまい、締りが出ないことがあります。この場合は、実際よりも直線でスカート全体を描画すると画面にメリハリが出ます。

あたりをとります。
スカートの描き方:画像21

あたりに従って直線的に外形を描きます。
スカートの描き方:画像22

外形を描きます。この時もなるべく、直線で描画するようにします。
スカートの描き方:画像23

線を取り出して完成です。立体感や丸みは若干失われますが、画面がすっきりして締りが出ます。
スカートの描き方:画像24

トーン処理するする場合の例です。
スカートの描き方:画像25

AuthorPortraitAlt
著者
挿絵などのお絵描き担当。以前はオタクライフにどっぷりつかっていたが、最近は体力が衰えたためかやや引き気味。
現在も趣味で細々と制作活動中。
作成日: 2015-02-22