証明書の発行者 (Apple Worldwide Developer Relations Certification Authority) は無効であると表示される

現象

iOSの配布証明書などで、「この証明書の発行者は無効です」のメッセージが表示されます。証明書の発行者は"Apple Worldwide Developer Relations Certification Authority"になっています。
証明書の発行者 (Apple Worldwide Developer Relations Certification Authority) は無効であると表示される:画像1

また、XcodeでAppStoreにバイナリをアップロードすると「Missing iOS Distribution signing identity for (証明書名)」エラーが発生します。詳しくはこちらの記事を参照してください。

原因

Apple WWDR intermediate certificate の証明書の期限が切れているためです。

対策

WWDR intermediate certificate のダウンロード

Apple PKIのサイトhttps://www.apple.com/certificateauthority/にアクセスします。
下図のページが表示されます。
証明書の発行者 (Apple Worldwide Developer Relations Certification Authority) は無効であると表示される:画像2

[Apple Intermediate Certificaties]セクションの[WWDR certificate (Expireing 02/07/23)]のリンクをクリックします。

AppleWWDRCA.cer 証明書がダウンロードできます。ダウンロードした証明書をダブルクリックして、キーチェーンアクセスに登録します。
証明書の発行者 (Apple Worldwide Developer Relations Certification Authority) は無効であると表示される:画像4

新しい、Apple WWDR intermediate certificate 証明書を登録できると、iOSの配布証明書の証明書が有効になります。