配置した画像の枠に×線(斜線)が表示される現象について紹介します。
Illustratorのドキュメントに画像を配置した場合に、下図のように画像の枠に斜めの×線が描画されます。
一方で、画像を貼り付けた場合は×線は表示されません。
この記事では、画像の枠に斜めの×線が表示される違いについて紹介します。
Illustratorを起動します。起動後ドキュメントを作成します。
画像ファイルをIllustratorのウィンドウのドキュメント内にドロップします。画像が配置されます。
この時は画像の枠に斜めの線が表示されます。
レイヤーの表示を確認すると ＜リンクファイル＞ の表示となっています。
Illustratorでドキュメントを作成し、[ファイル]メニューの[配置]をクリックします。
画像ファイルを選択し、ドキュメントに配置します。この場合も画像の枠に斜めの線が表示されます。
画像をPhotoshopで開きます。開いた画像をコピーします。
Illustratorのドキュメントで、[Ctrl]+[V]キーを押すか、[編集]メニューの[ペースト]をクリックして、画像を貼り付けます。
ペーストで貼り付けた場合には、画像の枠には斜めの線は表示されません。
レイヤーパネルの表示は ＜画像＞ の表示になっています。
画像の枠に斜め線が表示される場合は、画像はIllustratorのドキュメント内に貼り付けられた状態ではなく、
ファイル自体を参照している状態です。
画像の枠に斜めの線が表示されていない場合は、Illustratorドキュメント内に配置されている画像です。
