パターンブラシの作成と利用

パターンブラシの作成と利用の手順を紹介します。

概要

Illustratorで作成した図形をパスに沿って並べたり、複雑なスタイルの線を使いまわしたりしたい場合には、パターンブラシを作成すると容易に実現できます。

パターンブラシの作成

今回はアピアランスを設定して作成した下図の線をパターンブラシとして登録します。
パターンブラシの作成と利用:画像1

はじめにブラシパネルを表示します。表示されていない場合は、[ウィンドウ]メニューの[ブラシ]の項目をクリックします。
パターンブラシの作成と利用:画像2

ブラシパネルが表示されました。
パターンブラシの作成と利用:画像3

作成した図形をドラッグして、ブラシパネル内にドロップします。
パターンブラシの作成と利用:画像4

ドロップすると、下図の新規ブラシのダイアログが表示されます。
パターンブラシの作成と利用:画像5

ダイアログ内の[パターンブラシ]のラジオボタンをクリックしてチェックをつけます。チェックができたら[OK]ボタンをクリックします。
パターンブラシの作成と利用:画像6 パターンブラシの作成と利用:画像7

下図の[パターンブラシオプション]のダイアログが表示されます。今回はデフォルトのままとします。[OK]ボタンをクリックします。
パターンブラシの作成と利用:画像8


ブラシパネルに作成した図形のパターンブラシが登録できました。
パターンブラシの作成と利用:画像9

パターンブラシの利用

パターンブラシを利用します。

ペンツールで下図の曲線を描画します。
パターンブラシの作成と利用:画像10

作成した曲線を選択した状態で、ブラシパネルの先ほど追加したパターンブラシの項目をクリックします。 パターンブラシがパスに反映され、下図の表示になりました。作成したパターンで線が描画できています。
パターンブラシの作成と利用:画像11


パターンブラシを作成して、パスに反映させることができました。

注意:うまくいかない例
小さい図形に大きなパターンを適用すると、図形からはみ出してしまう場合があります。 詳しくはこちらの記事を参照してください。

応用例

AuthorPortraitAlt
著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。 最近は生成AIの画像生成の沼に沈んでいる。
作成日: 2024-05-04
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