ドキュメントのアートボード(キャンバス)のサイズを後から変更したい

Illustratorのドキュメントのアートボードのサイズをドキュメント作成後に変更する手順を紹介します。

概要

Illustraotr でのドキュメントの範囲(キャンバス)は「アートボード」という名称で呼ばれています。 アートボードのサイズの変更をすることでドキュメントのサイズを変更できます。
この記事ではアートボードのサイズを変更する手順を紹介します。

手順 : ドキュメント設定で変更

新規のドキュメントを作成します。今回は下図のサイズのドキュメント(50mm×50mm)を作成しました。
ドキュメントのアートボード(キャンバス)のサイズを後から変更したい:画像1

ドキュメントを作成して、編集を始めてみるとサイズが小さくもっと大きいドキュメントにしたくなりました。ドキュメントのサイズを変更します。
[ファイル]メニューの[ドキュメント設定]の項目をクリックします。
ドキュメントのアートボード(キャンバス)のサイズを後から変更したい:画像2

[ドキュメント設定]ダイアログボックスが表示されます。ダイアログ上部の右側にある[アートボードを編集]ボタンをクリックします。
ドキュメントのアートボード(キャンバス)のサイズを後から変更したい:画像3

ダイアログが閉じ、メインウィンドウのアートボードの境界にハンドルが表示されています。
ドキュメントのアートボード(キャンバス)のサイズを後から変更したい:画像4

ハンドル部分にマウスポインタを重ねドラッグするとアートボードのサイズを変更できます。
ドキュメントのアートボード(キャンバス)のサイズを後から変更したい:画像5
ドキュメントのアートボード(キャンバス)のサイズを後から変更したい:画像6

ドラッグを終了するとアートボードのサイズ変更が完了します。
ドキュメントのアートボード(キャンバス)のサイズを後から変更したい:画像7

以上の手順でアートボードのサイズを変更し、ドキュメントのキャンバスの大きさを変更できました。

手順 : アートボードツールを利用して変更

アートボードツールを利用してサイズを変更する手順も紹介します。

ドキュメントを作成した状態で、ツールバーの[アートボードツール]をクリックして選択します。
ドキュメントのアートボード(キャンバス)のサイズを後から変更したい:画像8

デフォルトの設定では、ツールパレットの左列の一番下にアイコンが配置されています。
ドキュメントのアートボード(キャンバス)のサイズを後から変更したい:画像9

補足:アートボードツールボタンがツールパレットに表示されない場合
アートボードツールのボタンがツールパレットに表示されない場合は、ツールパレットウィンドウの下部にある[...]ボタンをクリックします。
ドキュメントのアートボード(キャンバス)のサイズを後から変更したい:画像10

[...]ボタンをクリックすると右側にすべてのツールの一覧が表示されます。[選択:]セクション内に[アートボードツール]の項目がありますので、この項目をクリックします。
ドキュメントのアートボード(キャンバス)のサイズを後から変更したい:画像11

アートボードツールが選択されると、アートボードの境界にハンドルが表示されます。
ドキュメントのアートボード(キャンバス)のサイズを後から変更したい:画像12

ハンドルをドラッグすることで、アートボードのサイズを変更できます。
ドキュメントのアートボード(キャンバス)のサイズを後から変更したい:画像13

ドラッグを終了するとアートボードのサイズ変更が完了します。
ドキュメントのアートボード(キャンバス)のサイズを後から変更したい:画像14

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著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。 最近は生成AIの画像生成の沼に沈んでいる。
作成日: 2020-08-31
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