Google スプレッドシートでセルの文字列の先頭から指定した文字数を抜き出す処理について紹介します。
Google スプレッドシートで文字列の先頭から指定した文字列を抽出するには、LEFT関数を利用します。
LEFT((文字列 または セル),(抜き出す文字数))
文字列の先頭から指定した文字数分、文字列を抽出します。
LEFT((文字列 または セル))
抜き出す文字数を指定しない場合は、先頭の1文字が取り出されます。
下図の表を準備します。
セルの内容は下記のとおりです。
Penguin |
しろくま |
あひる |
Whale |
くじら |
Camel |
入力したセルの右隣(下図の例ではC2セル)に次の数式を入力します。
=LEFT(B2.3)
左隣のB2セルの文字列を左から3文字抜き出す関数です。
数式の入力を確定します。B2セルの文字列"Penguin"の最初の3文字が抜き出され、"Pen" の文字列がC2セルに表示されます。
C2セルをコピーし、C列のほかの行にペーストします。各行の左隣のセルの先頭の3文字がC列のセルに表示されます。
LEFT関数を利用して、文字列の先頭から指定した文字数を抜き出す処理が実現できました。