SONY VLOGCAM ZV-E10/ZV-E10L のレビュー

SONY VLOGCAM ZV-E10/ZV-E10L のレビューです。

入手のきっかけ

Webミーティング用にWebカメラを導入して利用していましたが、 画像が暗かったり、明るさが足りないせいかノイズが出たり、発色が悪かったりして画質がいまいちでした。また、Webカメラは画角の調整ができず、 映したくない背景が入ってしまうなど、調整しづらさがあります。
当初はWeb会議慣れしていないこともあり、映像の無いテレカンファレンスに近いWeb会議が多かったのですが、だんだんWeb会議慣れしてきており、 参加者の映像ありのWeb会議が増えてきたため、こちらも映像を出す必要に迫られてきました。

最新のWebカメラにリプレースすることも考えたのですが、Webカメラでは、あまり画質の向上は見込めないとのことから、 大きいイメージセンサーを持つ、デジタルカメラかビデオカメラを導入することに決め、機種を選定しました。

今回動画での利用がメインになるため、動画の映像に強いSONYのカメラを中心に選定することにしました。 ビデオカメラを選択する場合では、ハンディカムの機材、NEX-VG30H や FDR-AX700 などがありますが、Webカメラとして利用するためファインダーは不要であることや、 筐体が大きいことからオーバースペック気味になってしまうため、ビデオカメラはやめておくことにしました。

デジタルカメラや映像用カメラを利用する場合の候補としては、SONY αシリーズのフルサイズセンサーモデルや、CinemaLineシリーズなどがありますが、 こちらも映像作品として使う用途のため、オーバースペックなので、やめておくことにしました。

SONY αシリーズのAPS-Cサイズのモデルを探したところ、動画専用のカメラとして、新しく発売された VLOGCAM ZV-E10/E10L がありましたので、 こちらを導入することにしました。ファインダーなどが無く、動画専用になっており、高画質Webカメラとして使うこともできそうな印象です。

購入

Amazonでも購入できます。

ほかの候補

SONY α7C も検討しましたが、据え付けで利用してしまうため、ちょっともったいないかな。と思いました。(このスペックのカメラであれば、写真撮影用のカメラとして使いたい) Cinema Line ILME-FX3は映像用に特化しており、XLRマイクの入力もできるため、いろいろできそうですが、予算オーバーです。


パッケージ

パッケージは下図です。上部のふたを開けて開封します。
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マニュアルを取り出し、中のふた部分を開くと、本体や付属品を取り出せます。
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内容物一式です。取扱説明書類、本体、ウインドスクリーン、バッテリー、USBケーブル、充電アダプタ、ストラップが付属しています。
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外観

本体

本体の外観は下図です。
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液晶ディスプレイ部分は開くことができます。(下図参照)
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液晶モニタはめいいっぱい開くと、カメラ側から見える状態まで開けます。
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液晶モニタを使わない場合は、モニタを回転させ内側にすることもできます。
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本体背面の操作スイッチ部分です。基本的な操作スイッチは、NEX-5 のころから変わっていないようです。
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本体上部のスイッチです。電源スイッチやレリーズボタン、動画撮影ボタンが配置されています。
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レンズキャップを外した状態の外観です。
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レンズ

今回はレンズセットモデルのため、SELP1650 [E PZ 16-50mm/F3.5-5.6 OSS] が付属しています。
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レンズの側面にズームのスイッチがあります。パワーズームレンズで手動でのズームはできないモデルです。 スイッチをスライドさせるとズームできます。
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レンズを外す場合は、左下のスイッチを押しながらレンズを左回りに回します。
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レンズの内側部分です。
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センサー

レンズを外すとセンサーが見えます。
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接続コネクタ

レンズ側から見て右側の側面のカバーを開くと接続コネクタがあります。
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コネクタはMicro HDMI コネクタとUSB Type-C コネクタがあります。
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ストラップ

ストラップです。SONYのロゴがプリントされています。今回は屋外にはほぼ持ち出さないので、ストラップは使わないです。
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バッテリー

バッテリーの外観は下図です。
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正規品であることが一目でわかるようにするためか、ホログラムのシールがバッテーリーの底面に貼られています。
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USBケーブル

USBケーブルの外観です。
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Type-A Type-C のケーブルになっています。一方が Type-A のコネクタ、反対側が Type-C のコネクタになっています。
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充電アダプタ

充電アダプタです。コンセントにプラグを差し込み、USBケーブルで本体と接続すると充電できます。
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USBコネクタの端子はType-Aになっています。付属のケーブルで充電アダプタと本体を接続すると充電できます。
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充電アダプタの裏面です。Outputは 5.0V / 1.5A になっています。Anker PowerPort III Nano 20W でも充電できそうです。(後ほど検証していますが充電可能です)
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ウィンドウスクリーン

ウィンドウスクリーンの外観は下図です。
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セットアップ

バッテリーの取り付け

バッテリーケースは底面部分にあります。スイッチをスライドさせると、バッテリーケースのふたを開けられます。
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バッテリーを取り付けます。
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SDカードの取り付け

SDカードのスロットはバッテリーケースの隣にあります。
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スロットにSDカードを差し込みます。
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SDカードを取り付けた状態です。
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SDカードのアクセスランプは本体の底面に近い場所にあります。
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充電

付属のバッテリーパックの充電は空の状態のため、取り付けた状態で電源は入りませんでした。USBケーブルを接続して充電する必要があります。
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USBケーブルを接続すると充電ランプが点灯します。
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ウィンドウスクリーンの取り付け

ウィンドウスクリーンを取り付けます。本体上部のシューマウントにウィンドウスクリーンのプラスチックのマウント取り付け部を差し込みます。
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ウィンドウスクリーンを取り付けた状態です。
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初回起動

充電後、電源を入れます。モニタに[エリア/日付/時刻を設定してください]の画面が表示されます。[実行]を選択して決定ボタンを押します。
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[エリア設定]画面が表示されます。デフォルトで[東京/ソウル]が選択されていますので、決定ボタンを押します。
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[日時設定]画面が表示されますので、日時設定をします。今回は[サマータイム][表示形式]は変更せず[日時]のみを設定します。
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設定を確定すると、Imaging Edge の照会画面が表示されます。決定ボタンを押して次に進みます。
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モニタにファインダーの画像が表示され、撮影できる状態になります。
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電源を入れると、レンズが伸び、下図の状態になります。
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設置

今回、Webカメラとして利用するため、マイクスタンドにカメラを取り付けることにしました。マイクスタンドの5/8インチねじを 1/4インチに変換して、雲台を取り付けます。 変換ねじは、CAMVATE 1/4"オス変換5/8"メス マイクスタンド アダプターを利用しています。
雲台はVelbon 自由雲台 QHD-33を利用しています。

雲台にカメラを取り付けた状態です。いい感じに取り付けられました。
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液晶モニタをレンズ側に向けて撮影イメージを確認できる状態にします。
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液晶モニタをレンズ側に向けるのは良いのですが、USBケーブルやHDMIケーブルを接続するとケーブルがモニタの手前にかかってしまうのが少し残念です。
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Webカメラとして利用する (USBストリーミング)

Webカメラとして利用する場合は、USBストリーミングモードにします。設定画面の[動画1]の[1/9]画面の[USBストリーミング]の項目で決定ボタンを押します。
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[USBストリーミング:未接続]モードになります。USBケーブルを接続してPCやスマートフォン、ChromeBookなどに接続します。
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USBケーブルを接続すると[USBストリーミング:スタンバイ]モードになります。アプリケーションでUSBカメラとして認識できます。
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アプリケーションを開きます。今回の例ではChromeBookのGoogle Meetアプリケーションを利用します。
設定画面を開き[動画]の項目をクリックします。下図の画面が表示されます。[カメラ]のセクションでカメラを選択します。 下図ではフロントカメラが選択されています。
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コンボボックスをクリックします。ドロップダウンリストが表示されます。ZV-E10がUSBストリーミングモードでスタンバイ状態になっていると、 "ZV-E10" の項目が表示されますのでクリックして選択します。
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選択ができたら、設定画面を終了します。
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ミーティングを開始します。一般的なWebカメラよりかなり画質の良い状態でカメラ画像が表示されました。
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カメラのスクリーンは[USBストリーミング:出力中]の表示に切り替わります。
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USBストリーミングで出力される映像形式は下記になります。

  • 映像フォーマット:MJPEG
  • 解像度:HD720 (1280×720)
  • フレームレート:30 fps
  • 音声フォーマット:PCM、48 kHz、16 bit、2ch

Webカメラとして利用する (HDMIビデオキャプチャ)

先に紹介したUSBストリーミングモードとは別に、HDMI端子から出力した映像をビデオキャプチャボードに取り込んで利用する方法があります。
USBストリーミングモードの場合、解像度がHD720となり、フレームレートも30fpsとなってしまいます。解像度やフレームレートを上げた映像を取得したい場合は、 別途ビデオキャプチャ―ボードを入手して映像をキャプチャします。

ZV-E10のHDMI出力フォーマットは下記のとおりです。設定メニューの[HDMI解像度]の項目で変更できます。

  • 2160p(3840×2160) / 24fps
  • 2160p(3840×2160) / 30fps
  • 1080p(1920×1080) / 24fps
  • 1080p(1920×1080) / 60fps
  • 1080i(1920×1080)

事前準備

HDMIキャプチャボードを入手します。以下のキャプチャボードで動作を試しました。


ZV-E10のHDMI端子とキャプチャーボードを接続します。ZV-E10側はmicro HDMIコネクタです。ケーブルは付属していないため、別途入手する必要があります。 今回はエレコムのmicro HDMI ケーブル DH-HD14SSU10BKを利用して接続しています。

HDMIの設定

デフォルトの設定ではHDMI出力をキャプチャーボードに入力してPCに入力した場合、カメラの液晶モニタの表示がそのままキャプチャされてしまいます。 映像にF値やシャッタースピードの情報が表示されています。また左右反転の表示になっています。
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HDMIの映像にF値やシャッタースピードの情報を表示しない設定に変更します。
メニュー画面の[セットアップ2]の項目の[HDMI設定]の項目を選択して決定ボタンを押します。
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HDMI設定のメニュー画面が表示されます。[HDMI情報表示]の項目の設定が"あり"になっています。 [HDMI情報表示]の項目を選択し、決定ボタンを押します。
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[HDMI情報表示]の設定変更画面が表示されます。[なし]の項目を選択して、決定ボタンを押します。
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[HDMI情報表示]のい設定が"なし"に変更できました。
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HDMI情報表示をなしにした場合、HDMIからキャプチャした映像にカメラの液晶モニタの情報(F値やシャッタースピードの値)は表示されません。
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画質比較 : Webミーティング

Microsoft Teamsでカメラの違いによる画質を比較します。

SONY VLOGCAM ZV-E10

ZV-E10(本機種)です。露出が±0で標準の場合、暗めな映像になる印象です。
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露出を+1した場合の映像です。陰影のコントラストがしっかりした、かなりドラマチックな映像になります。画質も良く、鮮明感もある映像です。
スチール写真のカメラでもSONYのカメラの画像はやや青みの強い撮影結果になりますが、今回の映像でも他のカメラより青みのかかった映像になっています。 SONYのカメラらしい映像イメージだなという印象です。
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Olympus OM-D E-M1 mk2

Olympus OM-D E-M1 mk2から、HDMIケーブルでビデオキャプチャーボード経由で表示した画面です。
レンズは M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO を利用しているため、明るい映像になっています。
ZV-E10と同様に明暗の差がしっかりと描写されドラマチックな撮影結果になっています。
画像の鮮明感もあり、画質もよいです。ZV-E10より画面が明るいのはレンズの性能差が影響していそうです。

動画用の設定がうまく動作しなかったため、中心にピントエリアのボックスが表示されてしまっています。

Olympus OM-D E-M1 mk2
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Logicool C922n Pro

LogicoolのWebカメラ、C922n Proの映像です。映像のクオリティは良いです。E-M1 mk2やZV-E10と比較すると、若干鮮明感が低い印象です。 通常のWeb会議の用途であれば全く問題なく利用できる印象です。
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Apple iPhone 13 Pro フロントカメラ

iPhone 13 Proのフロントカメラの映像です。フロントカメラながら、なかなか良い画質で撮影できています。実用面でも問題ないと思います。
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Oppo Reno 3A フロントカメラ

Oppo Reno 3Aのフロントカメラの映像です。専用のカメラ機器と比べると画質は少し落ちてしまう印象です。
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Xperia 1 フロントカメラ

Xperia 1 のフロントカメラです。今回比較した中では、一番画質が良くないように見えます。SONYの新しめのスマホの割にはちょっと残念な結果です。
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画質比較 : 静止画

Olympus E-M1 mk2と比較します。
左がZV-E10 右が Olympus E-M1 mk2 です。

ZV-E10のほうが若干青みがかった発色になります。また、若干暗めに撮影されドラマチックな画になる印象です。

SONY ZV-E10
プログラマブルオート F/5.6 1/60秒 ISO-6400
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Olympus E-M1 mk2
プログラマブルオート F/2.8 1/80秒 ISO-3200
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SONY ZV-E10
プログラマブルオート F/5.6 1/50秒 ISO-6400
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Olympus E-M1 mk2
プログラマブルオート F/2.8 1/80秒 ISO-4000
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SONY ZV-E10
プログラマブルオート F/4.5 1/400秒 ISO-100
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Olympus E-M1 mk2
プログラマブルオート F/6.3 1/320秒 ISO-200
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SONY ZV-E10
プログラマブルオート F/5.6 1/160秒 ISO-800
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Olympus E-M1 mk2
プログラマブルオート F/2.8 1/80秒 ISO-320
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その後の利用状況

Webカメラとしての利用がメインになっています。いろいろな接続を試してみましたが、60fpsでの動画に対応したいこともあり、 HDMI接続で、Roland UVC-01 USB VIDEO CAPTURE経由で映像の取り込みをしています。

USBストリーミングモードへの切り替えが不要なため、すぐに利用でき、ノイズの発生などもなく安定して動作しています。 一方で機器が増えるため、配線や設置場所の確保は必要です。

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著者
iPentec のライフスタイルコンテンツとトラベルコンテンツの担当。
北欧デザインに囲まれた生活とミニマリストに憧れるも、なかなか部屋の物が減らせない。
作成日: 2021-11-25
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