データベースをオフラインにする

SQL Serverのデータベースをオフラインにする手順を紹介します。

SQL文を利用する場合

SQL文を利用する場合は ALTER DATABASE コマンドを用います。

ALTER DATABASE データベース名 SET OFFLINE


完了していないトランザクションをすぐにロールバックして接続を閉じる場合は下記のコマンドを利用します。

ALTER DATABASE データベース名 SET OFFLINE WITH ROLLBACK IMMEDIATE


トランザクションのコミットもロールバックもせずにオフラインにしたい場合は下記のコマンドを利用します。

ALTER DATABASE データベース名 SET OFFLINE WITH NO_WAIT

コマンド例

下記のコマンドは iPentecSandBox データベースをオフラインにするSQL文です。

ALTER DATABASE iPentecSandBox SET OFFLINE WITH ROLLBACK IMMEDIATE

SQL Server Management Studio を利用する場合

SQL Server Management Studio を起動し、オブジェクト エクスプローラーのツリービューで接続を削除したいデータベースのノードをクリックして選択します。選択したノードで右クリックします。下図のポップアップメニューが表示されますので、[タスク]サブメニューの[オフラインにする]の項目をクリックします。

データベースをオフラインにする:画像1

[データベースをオフラインにする]ダイアログが表示されます。
データベースをオフラインにする:画像2

必要に応じて設定をします。すぐにすべての接続を閉じる場合は、[すべてのアクティブな接続を解除する]の項目のチェックボックスをクリックしてチェックを付けます。設定ができたらダイアログウィンドウ右下の[OK]ボタンをクリックします。

データベースをオフラインにする:画像3

データベースがオフラインになります。SQL Server Management Studio のオブジェクト エクスプローラーのデータべース名に "(オフライン)" の文字が追加された表示になります。

データベースをオフラインにする:画像4
データベースをオフラインにする:画像5

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著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
作成日: 2019-01-04
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