SQL Serverで「Windows 認証モード」でインストールした後で、「SQL Server 認証モードと Windows 認証モード」(混合認証モード)に切り替えるとsaアカウントでログインできない現象について紹介します。
「Windows 認証モード」でインストールしたSQL Serverのサーバーのプロパティで、「SQL Server 認証モードと Windows 認証モード」に切り替え、saアカウントのパスワードを設定してもsaアカウントでログインできないことがあります。
saアカウントのログインが無効になっているため、saアカウントのログインを有効にします。
Microsoft SQL Server Management Studioを起動します。(Windows認証で)SQL Serverに接続し、左側のツリービューでサーバーの[セキュリティ]ノードの[ログイン]ノード内の[sa]を選択します。
右クリックしポップアップメニューを表示します。メニューの[プロパティ]を選択します。
[ログインのプロパティ]ダイアログが表示されます。saのパスワードを設定していない場合は、この画面のパスワード欄でsaアカウントのパスワードを設定できます。
左側のページの選択で[状態]を選択します。下図の画面が表示されます。[設定]セクションの[ログイン]の"無効"のラジオボタンがチェックされています。
[設定]セクションの[ログイン]のラジオボタンのチェックを"有効"に変更します。変更後右下の[OK]ボタンをクリックし[ログインのプロパティ]ダイアログを閉じます。
saアカウントでログインできることを確認します。