C#の 「=>」 演算子について紹介します。
=>はラムダ式を表現する演算子です。左辺には引数を列挙したものが記述されます。右辺には式の処理の実装が記述されます。
(引数1, 引数2, ...) => [処理コードの実装]
処理のコードが複数行になる場合は下記の書式になります。
(引数1, 引数2, ...) => {
[処理コードの実装]
}
多くの場合、ラムダ式を参照するデリゲートに代入されるため、下記の書式が利用されます。
デリゲート変数 = (引数1, 引数2, ...) => [処理コードの実装]
処理コードが複数行になる場合は中かっこを用いた下記の書式を利用できます。
デリゲート変数 = (引数1, 引数2, ...) => {
[処理コードの実装]
}
ope = (a,b) => a*b;
func = (x,y) => x*x+y;
=> の右辺が実行されるコード、左辺が引数、参照されるデリゲートの名称になります。
ラムダ式の動作の詳細については「ラムダ式の利用 - 式形式で記述したラムダ式の定義と利用」を参照してください。
また、デリゲートとラムダ式の書き換えについては「デリゲートとラムダ式の書き換え =>演算子の利用」を参照してください。