URLエンコードする

C#でURLエンコードするコードを紹介します。

概要

URLエンコードをする場合は、HttpUtility クラスの UrlEncodeメソッドを利用します。

書式

HttpUtility.UrlEncode( [変換する文字列] )

変換結果は、UrlEncode メソッドの戻り値として返ります。

プログラム例

UI

下図のフォームを作成します。テキストボックスを2つ、ボタンを1つ配置します。
URLエンコードする:画像1

コード

下記コードを記述します。ButtonのClickイベントを実装しています。

補足
コードを記述しただけでは、System.Web アセンブリのクラスを参照できない場合があります。 Windows FormアプリケーションでSystem.Web アセンブリを追加する手順はこちらの記事を参照して下さい。
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.ComponentModel;
using System.Data;
using System.Drawing;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Windows.Forms;
using System.Web;

namespace URLEncodeSample
{
  public partial class FormMain : Form
  {
    public FormMain()
    {
      InitializeComponent();
    }

    private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
    {
      textBox2.Text = HttpUtility.UrlEncode(textBox1.Text);
    }
  }
}

解説

ボタンをクリックすると、以下のコードを実行します。上部のテキストボックスに入力された値をURLエンコードして、下部のテキストボックスに変換結果を表示します。

textBox2.Text = HttpUtility.UrlEncode(textBox1.Text);

実行結果

プロジェクトを実行します。下図のウィンドウが表示されます。
URLエンコードする:画像2

上部のテキストボックスに文字列を入力します。
URLエンコードする:画像3

[button1]をクリックします。上部のテキストボックスに入力した文字がURLエンコードされ、結果が下部のテキストボックスに表示されます。
URLエンコードする:画像4


C#でURLのエンコードが実行できました。

補足:実際の動作
こちらのツールでURLエンコード、デコードを実際に処理できます。
ヒント
URLデコードについてはこちらの記事を参照してください。
AuthorPortraitAlt
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
作成日: 2013-10-24
改訂日: 2022-05-15
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