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DelphiのTListItemのdataプロパティをC#で実現する

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DelphiのTListItemのdataプロパティをC#で実現するコードを紹介します。

概要

Delphiのリストビューの個々のアイテム要素はTListItemクラスで定義されます。TListItemにはdataプロパティがあり、ここに構造体やクラス(ポインタ)を代入することで、リストビューの要素に情報を割り当てることができます。

一方C#ではリストビューの個々のアイテム要素はListViewItemクラスで定義されています。C#のListViewItemクラスにはDataプロパティは定義されていません。C#でリストビューの個々の要素にクラスや構造体の情報を割り当てたい場合は、Tagプロパティを用います。C#のListViewItemクラスのTagプロパティはobject型で定義されているため、クラスや構造体を代入できます。

DelphiではTagプロパティはstring型で定義されているため気づき難い部分です。

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著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
作成日: 2010-06-08
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