Windows API Code Pack をインストールする

Windows API Code Pack をインストールする手順を紹介します。

インストール手順

Windows Api Code PackをNuGetのパッケージマネージャーを利用してインストールします。

Visual Studioを起動しソリューションを開きます。
Windows API Code Pack をインストールする:画像1

ソリューションエクスプローラーのルートのソリューションのノードをクリックして選択し、右クリックします。 下図のポップアップメニューが表示されます。[ソリューションの NuGet パッケージの管理]の項目をクリックします。
Windows API Code Pack をインストールする:画像2

ウィンドウ中央にNuGetパッケージマネージャーの画面が表示されます。NuGetパッケージマネージャーのウィンドウの上部の[参照]のタブをクリックします。 下図の画面に切り替わります。
Windows API Code Pack をインストールする:画像3

上部のテキストボックスに "Windows API Code Pack"で検索します。Windows API Code Pack に関係するパッケージの検索結果が表示されます。
Windows API Code Pack をインストールする:画像4

以前は1種類しかありませんが、2025年時点では複数のWindows API Code Pack存在しています。
Windows API Code Pack をインストールする:画像5

代表的なパッケージとして以下があります。


今回は、一番更新が新しい[WindowsAPICodePack]のパッケージをインストールします。インストールするパッケージをクリックして選択します。
従来のWindows API CodePackをインストールする場合は、"WindowsAPICodePack-Core" "WindowsAPICodePack-Shell" "WindowsAPICodePack-ShellExtension" のパッケージを選択します。
Windows API Code Pack をインストールする:画像6

右側のエリアでパッケージライブラリをインストールするプロジェクトの左側のチェックボックスをクリックしてチェックをつけます。
チェック後ウィンドウ右下の[インストール]ボタンをクリックします。
Windows API Code Pack をインストールする:画像7

変更のプレビューダイアログが表示されます[適用]ボタンをクリックします。 その後、ライセンスの同意ダイアログが表示されます。[同意する]ボタンをクリックします。
Windows API Code Pack をインストールする:画像8 Windows API Code Pack をインストールする:画像9

パッケージライブラリがインストールされます。[インストール済み]部分にインストールされたパッケージライブラリのバージョン番号が表示されます。
Windows API Code Pack をインストールする:画像10

ソリューションエクスプローラーでインストールされたプロジェクトのノードを開きます。[依存関係]ノード内の[パッケージ]ノード内にインストールした WindowsAPICodePack のパッケージが追加されています。
Windows API Code Pack をインストールする:画像11
Windows API Code Pack をインストールする:画像12

以上でインストールは完了です。

インストール手順 : パッケージマネージャー コンソールを利用

Windows Api Code PackはNuGetを利用してインストールします。

Visual Studioを起動します。
Windows API Code Pack をインストールする:画像13

[表示]メニューの[その他のウィンドウ]の[パッケージ マネージャー コンソール]を選択します。
Windows API Code Pack をインストールする:画像14

Visual Studio ウィンドウの下部にパッケージマネージャーコンソールのウィンドウが表示されます。
Windows API Code Pack をインストールする:画像15

パッケージマネージャーコンソールで下記のコマンドを実行します。

Install-Package WindowsAPICodePack-Core 

Windows API Code Pack をインストールする:画像16

ダウンロードとインストールが実行されます。インストールが完了すると下図の画面となります。
Windows API Code Pack をインストールする:画像17

同様に下記のコマンドを実行し、Windows API Code Pack の Shellモジュールもインストールします。

Install-Package WindowsAPICodePack-Shell 


以上でインストールは完了です。

インストール確認

NuGetでパッケージがインストールできるとソリューションファイルのディレクトリに"packages"ディレクトリが作成されます。
Windows API Code Pack をインストールする:画像18

"packages"ディレクトリ内にインストールしたパッケージ名のディレクトリが作成されています。(今回の例では"WindowsAPICodePack-Core.1.1.1"と"WindowsAPICodePack-Shell.1.1.1"が作成されています。)
Windows API Code Pack をインストールする:画像19

パッケージのディレクトリ内の"lib"ディレクトリを開きます。
Windows API Code Pack をインストールする:画像20

DLLファイルがあります。このDLLファイルを参照することでWindows API Code Packを利用できます。
Windows API Code Pack をインストールする:画像21

以前のインストール手順

ダウンロードしたWindows API Code Pack 1.1のファイルを実行します。
Windows API Code Pack をインストールする:画像22

ファイルを実行すると、同じディレクトリにZIPファイルが展開されます。
Windows API Code Pack をインストールする:画像23

ZIPファイルを展開します。展開したディレクトリを開くと、下図の3つのディレクトリがあります。
Windows API Code Pack をインストールする:画像24

binariesディレクトリを開きます。いくつかのアセンブリがあります。これらを参照することでAPIを利用できるようになります。
Windows API Code Pack をインストールする:画像25

sourceディレクトリにはWindows API Code Packのソースコードとサンプルアプリケーションが配置されています。
Windows API Code Pack をインストールする:画像26

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著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
作成日: 2012-08-25
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