ODE Solver を利用して画像を生成する

ODE Solver を利用して画像を生成して従来の画像生成結果と比較します。

概要

新しく登場したODE Solverを利用すると画像の生成品質が向上するそうです。 この記事では、ODE Solver を利用して画像を生成して、従来の画像生成結果と比較します。

使用

ODE SolverはComfy UIで利用する方法と、Stable Diffusion WebUI ReForgeで利用する方法があります。
今回は、Stable Diffusion WebUI ReForge で利用します。(Stable Diffusion WebUI ReForgeの導入はこちらの記事を参照してください)

Sampling method のドロップダウンリストの "ODE (Bosh3)" "ODE (fehlberg2)" "ODE (adaptive_heun)"の項目がODE Solverです。
ODE Solver を利用して画像を生成する:画像1

Solverの違い

ODE Solverの違いは次の通りです。(参照:https://github.com/redhottensors/ComfyUI-ODE)
品質優先の場合は ODM(bosh3)の利用が良さそうです。今回は、bosh3とdopri5を利用して画像を生成します。

Solver log_relative_tolerance log_absolute_tolerance quality speed
bosh3 -2.5 -3.5 ⭐⭐⭐ ⭐⭐
fehlberg2 -4.0 -6.0 ⭐⭐ ⭐⭐⭐
adaptive_heun -2.5 -3.5 ⭐⭐⭐
dopri5 -2.0 -3.0

プロンプト

以下のプロンプトで比較します。

Prompt
Prompt: 1girl, upper body, smile, school uniform, blue skirt, hires, city background, masterpiece, best quality
Negative prompt: worst quality, low quality, eyelashes, text
Size: 1216x832

比較

以下の設定で比較します。

ODE(Bosh3) Solver
Steps: 30, Sampler: ODE (Bosh3), Schedule type: KL Optimal, CFG scale: 7,
Model: Animagine XL v 4.0
ODE(Dopri5) Solver
Steps: 30, Sampler: ODE (Dopri5), Schedule type: KL Optimal, CFG scale: 7,
Model: Animagine XL v 4.0
DPM++ 2M
Steps: 30, Sampler: DPM++ 2M, Schedule type: Karras, CFG scale: 7,
Model: Animagine XL v 4.0


結果は下図です。

ODE (Bosh3)
ODE (Bosh3) - ODE Solver を利用して画像を生成する:画像2

ODE (Dopri5)
ODE (Dopri5) - ODE Solver を利用して画像を生成する:画像3

DPM++ 2M
DPM++ 2M - ODE Solver を利用して画像を生成する:画像4

ぱっと見では、それほど大きな違いは無い印象です。
比較すると、ODE Solverのほうがコントラストがわずかに高く、色の幅が広い印象があります。また、ODEのほうがキャラクターが大きく描かれる傾向にあります。 DPM++ 2M は細部まで描画されており精密感の高い結果ですが、キャラクターの髪の毛が若干多すぎる、あるいは流れ過ぎる印象もあります。
微妙な差のため、好みもありますが、個人的には"ODE (Bosh3)"の構図やレイアウトに良さを感じます。

AuthorPortraitAlt
著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。 最近は生成AIの画像生成の沼に沈んでいる。
作成日: 2025-02-03