ODE Solver を利用して画像を生成して従来の画像生成結果と比較します。
新しく登場したODE Solverを利用すると画像の生成品質が向上するそうです。
この記事では、ODE Solver を利用して画像を生成して、従来の画像生成結果と比較します。
ODE SolverはComfy UIで利用する方法と、Stable Diffusion WebUI ReForgeで利用する方法があります。
今回は、Stable Diffusion WebUI ReForge で利用します。(Stable Diffusion WebUI ReForgeの導入はこちらの記事を参照してください)
Sampling method のドロップダウンリストの "ODE (Bosh3)" "ODE (fehlberg2)" "ODE (adaptive_heun)"の項目がODE Solverです。
ODE Solverの違いは次の通りです。(参照:https://github.com/redhottensors/ComfyUI-ODE)
品質優先の場合は ODM(bosh3)の利用が良さそうです。今回は、bosh3とdopri5を利用して画像を生成します。
| Solver | log_relative_tolerance | log_absolute_tolerance | quality | speed |
|---|---|---|---|---|
| bosh3 | -2.5 | -3.5 | ⭐⭐⭐ | ⭐⭐ |
| fehlberg2 | -4.0 | -6.0 | ⭐⭐ | ⭐⭐⭐ |
| adaptive_heun | -2.5 | -3.5 | ⭐ | ⭐⭐⭐ |
| dopri5 | -2.0 | -3.0 | ⭐ | ⭐ |
以下のプロンプトで比較します。
以下の設定で比較します。
結果は下図です。
ぱっと見では、それほど大きな違いは無い印象です。
比較すると、ODE Solverのほうがコントラストがわずかに高く、色の幅が広い印象があります。また、ODEのほうがキャラクターが大きく描かれる傾向にあります。
DPM++ 2M は細部まで描画されており精密感の高い結果ですが、キャラクターの髪の毛が若干多すぎる、あるいは流れ過ぎる印象もあります。
微妙な差のため、好みもありますが、個人的には"ODE (Bosh3)"の構図やレイアウトに良さを感じます。