Illustrious XL v1.0 / v1.1 の画像サイズの違いによる生成画像の比較

Illustrious XL v1.0 / v1.1 の画像サイズの違いによる生成画像の違いを比較します。

出力画像の解像度の違いによる結果を比較します。

解像度の違いによる出力画像: Illustrious v1.1

以下のプロンプトで画像を生成します。

横幅256ピクセルではノイズが多く、あまり品質の良くない画像が生成されます。 512,600,680ピクセルではプロンプト追従は弱いですが、画像は生成できています。

横幅768ピクセル以上では問題なく出力できます。

横幅1080ピクセル以上でも問題なく画像が生成できます。

横幅1366ピクセル以上でもほぼ問題なく生成できます。1500ピクセルを超えると若干キャラクターの頭身が上がる印象があります。

横幅1920ピクセルを超えると崩れがやや目立ち始めます。2000ピクセル以上でも25%～50%程度は崩れなく生成できる印象です。

解像度の違いによる出力画像: Illustrious v1.0

以下のプロンプトで画像を生成します。

横幅256ピクセルではノイズが多く、低クオリティの画像が生成されます。 512,600ピクセルではプロンプト追従は弱いですが、画像は生成できています。Illustrious v0.1より品質は良いです。

横幅768ピクセル以上では問題なく出力できます。960ピクセル以上では非常に稀にキャラクターの頭身が上がる場合がありますが、 ほとんどの場合で問題なく画像が生成できます。

横幅1080ピクセル以上では、キャラクターの頭身が上がる場合が低頻度でありますが、プロンプトには従います。 2人キャラクターが表示される場合はありますが、キャラクターの崩れはありません。頭身が上がってしまうケースも少ないです。 稀にキャラクターの体が崩れたりする現象が発生します。

横幅1366ピクセル以上では、キャラクターが複数表示されたり、崩れが発生する場合がありますが、頻度はそれほど高くは無いです。 Illustrious XL 0.1やAnimagine XL v4.0と比較すると崩れなく生成できます。横幅が1600ピクセル程度になると顔が表示されない結果が出始めます。

横幅1920ピクセル程度までは比較的崩れはありませんが、それ以上のピクセル数になると崩れが目立ち始めます。

著者

とりっち

iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。 最近は生成AIの画像生成の沼に沈んでいる。