かわいい女の子を生成する Stable Diffusion のプロンプトの組み方の紹介です。
SDXLを利用する場合です。
Stable Diffusionを導入します。今回は、Stable Diffusion A1111 または Stable Diffusion ReForge を利用します。
インストールの手順は以下の記事を参照してください。
モデルは Animagine XL v4.0 を利用します。
画像を表現するプロンプトに加えて以下を設定します。
SDXLのモデル(Animagine XL 4)の場合は十分な学習がされているため、Negative embeddingやLoRAを利用しなくても、品質の高い画像が生成できます。
基本的なプロンプトを入力してどのような結果になるか確認します。
以下の生成結果になります。
アニメ的な出力で画像を生成します。プロンプトにanime style
を追加します。以下のプロンプトを利用します。
以下の生成結果になります。
Stable Diffusion 1.5を利用する場合です。
Stable Diffusionを導入します。今回は、Stable Diffusion + ComfyUI + Counterfeit-V3.0 を利用しています。
その後、Stable Diffusion + Automatic1111 Stable Diffusion Web UI + Counterfeit-V3.0 の組み合わせに変更しています。
インストールの手順は以下の記事を参照してください。
モデルにCounterfeitを利用している場合は、自動的にNegative promptを設定する Easy Negative を導入すると、
生成される画像の塗りが複雑になり、手が込んだ画像が生成される確率が高まります。
Easy Negativeの導入はこちらの記事を参照してください。
ディテールをあげる機能です。絵的にはかわいいさはUPしませんが、完成度は上がる見込みです。
Flat2の導入手順はこちらの記事を参照してください。
こちらも、ディテールをあげる機能です。絵的にはかわいいさはUPしませんが、細部が表現されることと、
陰影が強く表現され、ドラマチックな見た目になり、完成度は上がる見込みです。
add_detail の導入手順はこちらの記事を参照してください。
add_detailの有り無しの違いです。add_detailを入れると陰影が強く表現され、ドラマチックな見栄えになります。
服がリアルな描写になるため、好き嫌いが出そうな結果です。個人的には顔と髪だけadd_detailしたい印象です。
または、add_detailの値を0.5程度に下げるのも良さそうです。
best quality, extreme beautiful adult girl, black hair, short dark green jacket, plain white t-shirt, tight shirt <lora:add_detail:1>
Negative prompt: bad anatomy, bad quality
Steps: 20, Sampler: DDIM, CFG scale: 7, Seed: 998528569, Size: 512x512, Model hash: db6cd0a62d, Model: Counterfeit-V3.0
基本的な方針は次の通りです。
プロンプトは具体的な内容を記述したほうが完成度が上がる印象です。
基本的なプロンプトを入力してどのような結果になるか確認します。
an extremely cute and beautiful girl
signature, watermark, username, artist name, text
かわいい感じのキャラクターが出力されます。指定が緩いので、シードの乱数が変化すると、毎回かなり違ったイメージになります。
an extremely cute and beautiful girl
Negative prompt: signature, watermark, username, artist name, text
Steps: 20, Sampler: DDIM, CFG scale: 7, Seed: 4199940846, Size: 512x512, Model hash: db6cd0a62d, Model: Counterfeit-V3.0
基本的なプロンプトを入力してどのような結果になるか確認します。
an extremely cute and beautiful girl
signature, watermark, username, artist name, text
かわいい感じのキャラクターが出力されます。指定が緩いので、シードの乱数が変化すると、毎回かなり違ったイメージになります。
基本のプロンプトに設定をあれこれ足してイメージに合った画像を生成する方針が良さそうです。
"super fine illustration"を指定するとイラスト的な画像が生成される率が上がります。
super fine illustration, an extremely cute and beautiful girl,
signature, watermark, username, artist name, text
"cowboy shot"を指定すると太ももから上の構図になります。
super fine illustration, an extremely cute and beautiful girl,cowboy shot
signature, watermark, username, artist name, text
Negative Promptに"flat color, flat shading"を指定すると、グラデーション多めの塗りになります。
super fine illustration, an extremely cute and beautiful girl,cowboy shot
signature, watermark, username, artist name, text, flat color, flat shading
an extremely cute and beautiful girl, Dark Background, Dark Character
signature, watermark, username, artist name, text
Dark Background, Dark Character の指定が反映され、背景が黒く、服も黒のキャラクターが生成されました。
ダークなキャラクターを作成したいときはもっと具体的に "Enemy character" と入れるとイメージに合ったキャラクターになりそうです。
an extremely cute and beautiful girl, Dark Background, Enemy character
signature, watermark, username, artist name, text