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キャラクターを指定したシーンに配置する - Qwen-Image-Edit を利用

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とりっち
検証
キャラクターの画像を特定のシチューエーションに合わせられるか検証します。

事前準備

今回はQwen-Image-Editを利用します。
Qwen-Image-Editをインストールします。手順はこちらの記事を参照してください。

手順

ワークフローを作成または読み込みます。手順はこちらの記事を参照してください。
入力画像は下図を設定します。
キャラクターを指定したシーンに配置する - Qwen-Image-Edit を利用:画像1

[TextEncodeQwenImageEdit]のノードのプロンプトには以下を設定します。
椅子に座ったキャラクターの画像を生成します。

プロンプト
sitting on stool. put feet forward,


実行します。生成された画像が出力されます。
キャラクターを指定したシーンに配置する - Qwen-Image-Edit を利用:画像2

下図の画像が生成できました。イメージ通りの画像が生成できています。
キャラクターを指定したシーンに配置する - Qwen-Image-Edit を利用:画像3

ポーズは問題ないのですが、生成された画像のノイズがかなり目立ちます。そのまま利用するのは少し難しそうです。
キャラクターを指定したシーンに配置する - Qwen-Image-Edit を利用:画像4


なお、立っているキャラクターの画像を入力した場合の結果も確認します。
キャラクターを指定したシーンに配置する - Qwen-Image-Edit を利用:画像5

足が前に出た状態になると良いのですが、足はそのままの状態の結果となりました。
キャラクターを指定したシーンに配置する - Qwen-Image-Edit を利用:画像6

また、以下のプロンプトに変更して、手を上げる動作の変更を指示した場合の結果を確認します。

プロンプト
sitting on stool.put feet forward. up left hand.


結果は下図です。手の指示を入れたことで、キャラクターが人体として判断されるらしく、足が変化しています。(足が少し長くなる)
キャラクターを指定したシーンに配置する - Qwen-Image-Edit を利用:画像7

参考:FLUX Kontextの場合
FLUX Kontextの実行結果は下図になります。人体として扱われてしまっているようで、 コミカル系キャラクターの理解が少し弱い印象です。
キャラクターを指定したシーンに配置する - Qwen-Image-Edit を利用:画像8
AuthorPortraitAlt
著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。 最近は生成AIの画像生成の沼に沈んでいる。
作成日: 2025-08-24
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