ワールドワイドなサービスでZIPファイルをダウンロードした場合に、ZIPファイル内のファイル名がUnicode UTF-8 でエンコードされていると、
日本語などのマルチバイト文字のファイル名をうまく展開できずに、文字化けする場合があります。
ファイル名のエンコードを明示的に変更できるZIP展開アプリケーション(Bandizipなど)を導入する方法もありますが、
今回はWindowsの地域の設定の新機能を有効にして文字化けしなくする手順を紹介します。
スタートメニューを表示し、"地域" で検索します。コントロールパネルの地域の項目が表示されます。項目をクリックします。
[地域]のダイアログが表示されます。
[管理]タブをクリックします。数の画面に切り替わります。
"Unicode 対応ではないプログラムの言語" のセクションの[システム ロケールの変更]ボタンをクリックします。
[数の地域の設定]ダイアログが表示されます。
ダイアログの[ベータ: ワールドワイド言語サポートで Unicode UTF-8 を使用]のチェックボックスがデフォルトではチェックされていません。
チェックボックスをチェックします。チェック後、ダイアログの[OK]ボタンをクリックします。
下図の再起動ダイアログが表示されます。[今すぐ再起動]ボタンをクリックしてマシンを再起動します。
再起動後、ZIPファイルを展開して、ファイル名の文字化けが解消されているかを確認します。
ZIPファイルのファイル名が、Unicode UTF-8で表現されている場合は、解消される場合があります。