Pingの応答を有効にするためのファイアーウォールの設定

Windows Server 2008 R2をインストールした直後はPingの応答がありません。これはファイアウォールがPingのICMPパケットを拒否しているためです。Pingの応答が有効になるようにWindowsファイアウォールでICMPパケットを許可する方法を紹介します。

Pingの規則を有効化する方法

[管理ツール]の[セキュリティが強化された Windowsファイアウォール]を開きます。左側の[受信の規則]ノードを選択し、右側の受信の規則から[ファイルとプリンタの共有(エコー要求 - ICMPv4受信)]を選択します。
Pingの応答を有効にするためのファイアーウォールの設定:画像1

選択後、右クリックしポップアップメニューを表示させ[規則の有効化]メニューをクリックし、規則を有効にします。
Pingの応答を有効にするためのファイアーウォールの設定:画像2

ファイル共有を有効化する方法

別の方法として、フォルダを共有すると下図のネットワーク探索とファイルの共有を有効にするダイアログが表示されます。ここで共有を有効にするとファイル共有に関する規則がWindowsファイアーウォール側で有効になります。
Pingの応答を有効にするためのファイアーウォールの設定:画像3

Pingに関する応答も有効になります。(下図参照)
Pingの応答を有効にするためのファイアーウォールの設定:画像4

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著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
作成日: 2011-04-29
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