Windows 10 21H1 にアップデートすると高解像度ディスプレイでタスクトレイの表示が崩れる

Windows 10 21H1 にアップデートすると高解像度ディスプレイでタスクトレイの表示が崩れる現象について紹介します。

現象

Windows 10 21H1にアップデート後、高解像度ディスプレイでタスクトレイの表示が崩れる場合があります。(下図)
Windows 10 21H1 にアップデートすると高解像度ディスプレイでタスクトレイの表示が崩れる:画像1

原因

高解像度ディスプレイで、[テキスト、アプリ、その他の項目サイズを変更する]の項目が100%以上の場合にタスクトレイが崩れるようです。
Windows 10 21H1 にアップデートすると高解像度ディスプレイでタスクトレイの表示が崩れる:画像2

Windows 10 21H1 にアップデートすると高解像度ディスプレイでタスクトレイの表示が崩れる:画像3

回避方法

[テキスト、アプリ、その他の項目サイズを変更する]を100%にすると回避できます。以下の3つ方法があります。
Windows 10 21H1 にアップデートすると高解像度ディスプレイでタスクトレイの表示が崩れる:画像4

1:解像度を下げる

解像度を下げ、[テキスト、アプリ、その他の項目サイズを変更する]を100%にします。
Windows 10 21H1 にアップデートすると高解像度ディスプレイでタスクトレイの表示が崩れる:画像5

デメリットはせっかくの高解像度ディスプレイの性能が無駄になってしまう点です。

2:テキスト、アプリ、その他の項目サイズを100%にする

解像度をそのままにして、[テキスト、アプリ、その他の項目サイズを変更する]を100%にします。 Windows 10 21H1 にアップデートすると高解像度ディスプレイでタスクトレイの表示が崩れる:画像6

デメリットは文字が半分のサイズになり、小さくなりすぎてしまうこと、マウスの移動量が大きくなる点です。

3:テキスト、アプリ、その他の項目サイズを100%に設定し、なるべく解像度を上げる

[テキスト、アプリ、その他の項目サイズを変更する]を100%に設定し、実用に耐えられる範囲で解像度を上げる方法です。
Windows 10 21H1 にアップデートすると高解像度ディスプレイでタスクトレイの表示が崩れる:画像7

デメリットはディスプレイがぼやけた表示になってしまう点です。

根本対処

Windowsの修正アップデートを待つ。


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著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
作成日: 2021-06-04
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