Visual Studio Code でGitリポジトリにコミットしてプッシュする手順を紹介します。
リモートリポジトリの複製をローカルマシンに作成します。リポジトリのクローンの手順はこちらの記事を参照してください。
Gitの user.email
と user.name
を設定します。
Visual Studio Codeで[ターミナル]のパネルを表示します。ウィンドウ下部に下図のターミナルパネルが表示されます。
次のコマンドを実行します。you@example.com
にはコミットするユーザーのメールアドレスを記述します。Your Name
にはコミットするユーザーの名前を記述します。
git config --global user.email "you@example.com"
git config --global user.name "Your Name"
コマンドは1行ずつ実行します。user.email の設定コマンドを実行します。
コマンドを実行すると下図の状態になります。特にメッセージは表示されません。
続いて、user.name の設定コマンドを実行します。
コマンドを実行すると下図の状態になります。特にメッセージは表示されません。
Visual Studio Codeを起動し、リポジトリのフォルダを開きファイルを編集します。
[ソース管理]のボタンをクリックし、[ソース管理]パネルを表示します。
ファイルに変更がある場合、ソース管理パネルの[変更]セクションに変更のあるファイルが表示されます。
ソース管理パネルのファイルの項目をクリックすると変更前の状態と比較できます。
ソース管理パネルの上部のテキストボックスにコミット時のメッセージを入力します。
ローカルリポジトリにコミットするファイルをステージします。ソース管理の変更セクションに表示されているファイルから、
コミットしたいファイルをクリックして選択し、右クリックします。ポップアップメニューが表示されますので[変更をステージ]の項目をクリックします。
[変更をステージ]をクリックすると、[ステージされている変更]のセクションにファイルが移動します。
ソース管理パネルの上部のコミットボタン(チェックマークのアイコンのボタン)をクリックします。
ステージされているファイルがコミットされます。
コミット後、下図の画面に変わりますので、[同期の変更]のボタンをクリックしてリモートリポジトリにプッシュします。
[同期の変更]ボタンをクリックすると。下図のダイアログが表示されます。
プッシュ先のブランチ名が表示され、プル、プッシュをしてよいかの確認があります。[OK]ボタンをクリックして続行します。
プッシュが実行されます。
Gitリポジトリを確認します。変更内容がGitリポジトリに反映されています。
Visual Studio Codeを利用してファイルのコミットと、リモートリポジトリへのプッシュが実行できました。