Microsoft SQL Server Driver for PHP をインストールします。
今回の環境はWindows 7 + PHP5.3 + Apache HTTP Server 2.2です。
Microsoft SQL Server Driver for PHPはSQL Server Native Clientを利用します。まず、SQL Server Native Client をインストールします。インストール方法はこちらの記事で紹介しています。
Microsoft SQL Server Driver for PHP のページにアクセスします。画面上部の[Get It]リンクをクリックします。
ダウンロード画面が表示されます。ファイルをダウンロードして、保存します。
今回はデスクトップに保存しました。ダウンロードしたインストーラを起動します。
license agfreementダイアログが表示されます。内容を確認して、[Yes]ボタンをクリックします。
ファイルの展開先のパスを設定します。設定ができたら[OK]ボタンを押します。
ファイルの展開が完了すると下図のメッセージダイアログが表示されます。
ファイルの展開先には下図のファイルが展開されています。
ファイル名 | PHPのバージョン | VCのランタイムバージョン | スレッドモード |
---|---|---|---|
php_pdo_sqlsrv_52_nts_vc6.dll | 5.2 | VC6 | ノン・スレッドセーフ |
php_pdo_sqlsrv_52_ts_vc6.dll | 5.2 | VC6 | スレッドセーフ |
php_pdo_sqlsrv_53_nts_vc6.dll | 5.3 | VC6 | ノン・スレッドセーフ |
php_pdo_sqlsrv_53_nts_vc9.dll | 5.3 | VC9 | ノン・スレッドセーフ |
php_pdo_sqlsrv_53_ts_vc6.dll | 5.3 | VC6 | スレッドセーフ |
php_pdo_sqlsrv_53_ts_vc9.dll | 5.3 | VC9 | スレッドセーフ |
php_sqlsrv_52_nts_vc6.dll | 5.2 | VC6 | スレッドセーフ |
php_sqlsrv_52_ts_vc6.dll | 5.2 | VC6 | スレッドセーフ |
php_sqlsrv_53_nts_vc6.dll | 5.3 | VC6 | ノン・スレッドセーフ |
php_sqlsrv_53_nts_vc9.dll | 5.3 | VC9 | ノン・スレッドセーフ |
php_sqlsrv_53_ts_vc6.dll | 5.3 | VC6 | スレッドセーフ |
php_sqlsrv_53_ts_vc9.dll | 5.3 | VC9 | スレッドセーフ |
今回はPHP5.3(Thread safe版) + Apache2.2を用いているので、php_sqlsrv_53_ts_vc9.dllとphp_pdo_sqlsrv_53_ts_vc9.dllをPHPのExtensionフォルダ(今回はc:\PHP\ext\ フォルダ)にコピーします。
php.iniを編集します。php.iniの末尾に以下を追記します。
[PHP_MSSQL]
extension=php_sqlsrv_53_ts_vc9.dll
extension=php_pdo_sqlsrv_53_ts_vc9.dll //←PDOドライバを追加する場合
書式は
php.iniの編集後、Apache HTTP Serverを再起動します。再起動方法はこちらの記事で紹介しています。
ドライバがインストールされているかphpinfo();の画面で確認します。
sqlsrvの項目が表示されているのを確認します。
PDOのPDO Driversにsqlsrvが追加されているのと、pdo_sqlsrvが追加されているのを確認します。