Photohsopでクリッピングマスクの境界線が表示される現象と対処法を紹介します。
クリッピングマスクを使用すると、マスクの形状の境界部分に境界線が表示される場合があります。(下図参照)
シェイプで図形を作成した場合、境界線部分はマスクの範囲にならないためです。
下図の図形を作成します。4色の正方形を描画し、別のレイヤーに円を描画します。
円はシェイプで描画し、境界線を太めに設定します。
円を描画したレイヤーを一番下にして、正方形を描画したレイヤーに対してクリッピングマスクを設定します。
下図の表示になります。境界線部分はクリッピングマスクの範囲外になり、境界線部分が表示されている結果になります。
境界線を表示したくない場合の対処法です。
マスクする図形をシェイプで描画した場合は、シェイプの線の色を透明色に変更します。
線を透明色に設定したシェイプでクリッピングマスクを作成すると境界線は表示されません。
シェイプではなく、範囲選択して塗りつぶしによりラスタでの描画をします。下図の図形を描画します。
マスクの図形をラスタで描画した場合も境界線は表示されない結果になります。
クリッピングマスクの境界線が表示される現象と対処法を紹介しました。