Photoshop のversion 22で、ラインツールの描画モード「ピクセル」がグレーアウト表示になり、ピクセルの直線が描画できない現象について紹介します。
Photoshop Ver 22.3 以降にバージョンアップすると、ラインツールのオプションで[ピクセル]の項目が選択できるようになり、ピクセルでの直線が描画できます。
ツールパレットで[ラインツール]をクリックして選択します。上部のツールオプションバーに描画モードのコンボボックスが表示されています。
コンボボックスをクリックするとドロップダウンリストが表示され、[シェイプ][パス][ピクセル]の項目が表示されますが、[ピクセル]の項目はグレーアウトされており
クリックしても選択できません。
なお、ラインツール以外の描画ツール(長方形ツール、角丸長方形ツール、楕円形ツール、三角形ツール、多角形ツール、カスタムシェイプツール) の場合は
[ピクセル]の項目はグレーアウトされておらず、選択できます。
ラインツールの仕様が変わり、シェイプで直線のスタイルのコントロールができるように機能が強化されたため、ピクセルの描画は選択できなくなりました。
以前のバージョンではラインツールで幅を持たせた直線を描画した場合、長方形のシェイプとして描画されていましたが、version 22では
直線のシェイプとして描画できるようになったためと推測されます。
(参考:点線を描画、破線を描画する - ライブシェイプを利用した点線・破線の描画)
ピクセルの直線を描画する方法は、こちらの記事を参照してください。
またアンチエイリアスのない直線を描画する場合はこちらの記事を参照してください。