絵の見栄えが悪い、見た目がつまらない絵になってしまう問題への対処法について紹介します。
絵を描いて、完成したもののなんとなく見た目がつまらない絵に見えてしまったり、見栄えが悪く見えてしまうことがあります。この記事では絵の見栄えが良くない場合や、見た目がつまらない絵になってしまう問題への対処法について紹介します。
全体を描こうとして、キャンバスに掻きたいものすべて含めてしまい、絵が小さくなってしまうため見栄えが悪くなってしまう場合があります。大きく描くことで迫力も増し、余白も減らせるため見栄えを良くすることができます。
絵を大きく描きます。また、描きたいもの全体を入れないようにします。
シンプルすぎて絵の密度が足りず見栄えが良くない状態になってしまう場合があります。
キャラクターの場合は、小物やアクセサリーなどを追加して密度を上げます。服であれば模様を入れる、複雑なデザインにするといった対策も有効です。髪の毛を動かすといった手もあります。
絵全体の見栄えが良くない場合は、背景を追加する背景色を変更するといった対策があります。
前後感が無い絵の場合、見栄えが良くない場合もあります。
複数のキャラクターが画面に配置できる場合は前後の位置をずらして描くと見栄えが良くなります。キャラクターが一人の場合は奥行きのあるポーズにするといった対処方法もありです。
トーン処理やカラーのイラストでエッジが弱い場合に見栄えが良くなくなる場合があります。特に多いのが影などの色の境界がぼやけているような場合に該当します。
カラーの境界はある程度はっきり分けるなどの処理をします。また、なめらかに色が変化する部分とはっきりと色の変化する部分を入れます。
曲線が多いと見栄えが落ちる場合があります。イラストや漫画絵の場合は直線で描かれていたほうがすっきりして見栄えが良くなることがあります。
デフォルメをして直線で描画することも検討します。
コントラストが低いと見栄えが良くなくなる場合があります。ただし、画風としてコントラストを低くする場合もあるため、コントラストを高める対処が良いとは限りません。
コントラストを上げ、メリハリをつけます。
画面が明るすぎると見栄えが良くなくなる場合があります。最も明るい色は「白」になりますので、白が多いと見栄えが落ちることがあります。(ただし、白を効果的に使っている絵もありますので必ずとは言い切れません。)
線が細すぎると見栄えが良くない場合があります。
線を太くします。
トーンがそろっていないと見栄えが良くなくなる場合があります。
トーンを揃えます。
通常の支店の位置から描画されたものは日常感が出るため、見栄えが落ちることがあります。通常の視点の高さから変えることで非日常感を出し見栄えを良くすることができます。
通常とは異なる視点を利用します。