フォーム全体のテキストボックスコントロールに対してスペルチェックを無効にする場合はこちらの記事を参照してください。
複数行テキストボックス (テキストエリア / textarea) でスペルチェックのアラート表示を無効にするコードを紹介します。
HTMLフォームの複数行テキストボックス(textareaタグ)で編集時にスペルチェックのアラート表示(赤の波線など)が表示され、見づらい場合があります。テキストエリアのスペルチェックのアラートを表示を無効にするHTMLコードを紹介します。
スペルチェックを無効にする場合は、spellcheck 属性を記述し、値をfalse
に指定します。
下記のHTMLを作成します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8" />
<title></title>
</head>
<body>
<form action="example.ashx">
テキストエリアです。<br/>
<textarea cols="80" rows="20"></textarea><br/>
<input type="submit" value="送信"/>
</form>
</body>
</html>
上記のHTMLファイルをスペルチェック機能のあるWebブラウザ(Chromeなど)で表示します。下図の画面が表示されます。
テキストエリアに文字を入力します。スペルチェックが動作し、問題のあるスペルに赤の波線が表示されます。スペルの間違いがわかるのは良いのですが、テキストエリアが見にくくなってしまいます。
spellcheck="false"
を指定して動作を確認します。
下記のHTMLファイルを作成します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8" />
<title></title>
</head>
<body>
<form action="example.ashx">
テキストエリアです。<br/>
<textarea cols="80" rows="20" spellcheck="false"></textarea><br/>
<input type="submit" value="送信"/>
</form>
</body>
</html>
上記のHTMLファイルをスペルチェック機能のあるWebブラウザ(Chromeなど)で表示します。下図の画面が表示されます。
テキストエリアに文字を入力します。スペルチェックが無効になるため、赤の波線は表示されません。
テキストエリアのスペルチェックを無効にできました。