LHA-SA32PEのレビューです。
USB-SATA変換ケーブルを用いて外付けHDDにバックアップデータや使用済みデータをコピーしていたのですが、USBでは転送速度が遅く、データのコピーに時間がかかっていました。USB以外の接続方法でHDDに高速にデータをコピーできる方法がないか検討したところ、eSATAを用いればより高速にデータがコピーできそうだとわかりました。eSATAのインターフェイスカードの導入を決め、PCI-Expressインターフェイスのインターフェイスカードを検討しました。最終的に3つ程度の候補になったのですが、決め手がなかったため、たまたま店頭にあったLogitec LHA-SA32PEを購入しました。(2009年2月)
Logitec LHA-SA32PEに搭載されているSATAコントローラーチップはSilicon Image社製の"Sil 3132 SATALink Controller"になります。LogitechのWebサイトの説明では自動でドライバがインストールされるとの説明がありましたがWindows Server 2008では自動でドライバがインストールされなかったため、Silicon Image(http://www.siliconimage.com/)から直接ドライバ(Windows7 64bit版)をダウンロードしてデバイスマネージャーからインストールしました。特に問題なくインストールでき動作も問題ありませんでした。
USB2.0よりは格段に速いです。
Windows Server 2008 → Windows Server 2008 R2 とOSをアップグレードしつつ2年ほど使っていますが、サーバーOSでも問題なく動作しています。インターフェイスカードの導入によりサーバーが不安定になることもありませんでした。インターフェイスカードのBIOSのアップデート(SiI3132_BIOS_7703)もしましたが、こちらも問題なくできました。
事前にSil 3132 SATALink Controllerのドライバがインストールされている必要があります。http://www.siliconimage.com/のサイトからBIOSのファイルとBIOSアップデートツールをダウンロードします。BIOSアップデートツールとBIOSファイルを同じディレクトリに展開し
コマンドを実行するとBIOSのアップデートが実行されます。