iLO4 の管理画面のSSL証明書が有効期限切れになった場合の対応手順

iLO4 の管理画面のSSL証明書が有効期限切れになった場合の対応手順を紹介します。

概要

iLO4の証明書の有効期限が切れてしまうと、iLOの画面にアクセスするとSSL証明書エラーになり、アクセスできない状態になってしまいます。この場合の対処法を紹介します。

エラーコード

SSL証明書の有効期限切れの場合は、Webブラウザでアクセスすると下記のエラーコードとなり、アクセスできなくなってしまいます。

Webサイトのセキュリティ証明書は安全ではありません。(エラーコード:0)

手順

iLO4のマシンからアクセスすると、Webサイトのセキュリティ証明書のエラーが発生しないため、iLO4のマシンからWebブラウザでアクセスします。
下図の画面が表示されますので[詳細情報]の[Web ページに移動 (非推奨)]のリンクをクリックします。
iLO4 の管理画面のSSL証明書が有効期限切れになった場合の対応手順:画像1

iLOのログイン画面が表示されます。"user name"と"Password"を入力してログインします。
iLO4 の管理画面のSSL証明書が有効期限切れになった場合の対応手順:画像2

iLOの画面が表示されます。
iLO4 の管理画面のSSL証明書が有効期限切れになった場合の対応手順:画像3

左側のエリアのメニューの[Administration]メニューの[Security]の項目をクリックします。
右側のエリアの上部のメニューの[SSL Certificate]をクリックします。下図の画面が表示されます。右側のエリアの右下[Remove]ボタンをクリックします。
iLO4 の管理画面のSSL証明書が有効期限切れになった場合の対応手順:画像4

現在のSSL証明書をクリアし、デフォルトのSSL証明書を生成する確認ダイアログが表示されます。[OK]ボタンをクリックしてSSL証明書のリセットを実行します。
iLO4 の管理画面のSSL証明書が有効期限切れになった場合の対応手順:画像5

SSL証明書がリセットされ期限切れ状態でなくなります。

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著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
作成日: 2019-03-22
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