Wacom Cintiq 21UX (DTZ-2100D/G0) のレビュー

Wacom Cintiq 21UXのレビューです

購入のきっかけ

デザインや画像作成の作業効率を上げるために購入しました。液晶タブレットでは画面を見ながらペンで操作ができるためより直感的に作業できるのではないかと期待しています。

購入

Amazonで購入しました。(\205,000)



さらに高性能なCintiq Pro 24も販売されています。


梱包

梱包は下図の通りです。やや大きめな梱包です。
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開封は下図のように開けます。
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保護シートを取り除くとスタンドが見えます。スタンドを取り出します。
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スタンドの下に液晶タブレット本体が納められています。
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液晶タブレット本体を取り出します。かなりの重量があります。
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このまま裏返すのは大変なので、先にスタンドを取り付けます。
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スタンドをつかんで表に向けました。
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付属品は箱に収められています。取扱説明書、ペン、ACアダプタ、ディスプレイ変換コネクタなどが同梱されています。
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配線

本体から伸びているケーブルは先端で3つに分かれています。
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PCのディスプレイ出力コネクタ、USB端子、ACアダプタにそれぞれを接続します。

輝度の設定

輝度の設定は下図の画面で調整できます。標準の状態ではかなり明るいため、Backlightを下げました。
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色温度の設定

色温度は下図の画面で調整できます。[Custom]を選択するとRGBそれぞれの色の強さを調節できます。RGBの値を小さくすると画面が若干暗くなりますので、こちらの設定で明るさを微調整することもできます。
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ディスプレイの設定

ディスプレイの設定をし、液晶タブレットにどのように画面を表示するか設定します。[コントロールパネル]の[ディスプレイ]の[画面の解像度の調整]を選択し下図の設定画面を表示します。[複数のディスプレイ]コンボボックスから、どのように表示するかを選択します。
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ディスプレイと液晶タブレットに同じ画面を表示したい場合は[表示画面を複製する]を選択します。
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ディスプレイと液晶タブレットに別の画面を表示しマルチディスプレイとして利用する場合は、[画面表示を拡張する]を選択します.
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タブレット・ペンの設定

ペンやタブレットの設定は[コントロールパネル]の[ワコムタブレットのプロパティ]で設定できます。
ペンの設定ではペン先の感触やペンのスイッチに割り当てる動作などが設定できます。
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タブレットの設定では、ファンクションキーに割り当てるキーやトラックパッドの動作を設定できます。
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また、ペン先と画面の位置の調整もできます。[位置調整]タブを表示し[調整開始]ボタンを押すと調整画面が表示されタブレットのペン位置の調整ができます。
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調整画面は全画面で表示さ、表示される"+"マークの中心をペン先でタップすることで調整できます。
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スタンドを用いない利用

スタンドを取り付けた状態で机に設置すると高さが合わない場合があります。ここではスタンドを取り外して使う場合について紹介します。背面を向けますと本体からディスプレイケーブルが出ている部分のカバーが取り外せることがわかります。
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ドライバーを用いてねじを外し、カバーを取り外します。カバーを外した状態が下図です。
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ディスプレイケーブルをカバーの中に入れ、カバーを閉めます。ケーブルをカバーの中に収めた場合は、別のケーブルカバーが用意されていますのでそちらを利用します。
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使用感

画面を見ながら作業できるため、直感的で使いやすいです。ペン先と画面に描画される位置には若干の差があるため、慣れないうちは操作に手間取ります。

メリット・デメリット

メリット

  • 直感的に操作できる
  • 画面に直接描けるため、紙の原稿をスキャンする工程を省ける
  • 定規などが利用しやすい

デメリット

  • 液晶タブレットのサイズが大きく、重量も重い
  • 接続ケーブルが太くてかたい
  • 画面が大きいため一目で全体を見渡せない
  • 画面との距離を取りずらい
  • ペン先と画面に描画される位置に若干のずれがある
  • 手をつくことで画面が汚れるとペンの書き味が悪くなる
  • 長時間使用していると画面の表面が熱くなる。(低温やけどしそう)

まとめ

サイズが大きく重量もあるため、取扱いはやや大変ですが、直感的に操作できるメリットは大きいです。絵を描く機会が多い方にはおすすめです。

AuthorPortraitAlt
著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。 最近は生成AIの画像生成の沼に沈んでいる。
作成日: 2012-05-28
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