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Excelで作成した乱数を固定する方法

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作成した乱数を固定する手順を紹介します。

概要

こちらの記事では乱数を作成する方法を紹介しました。 紹介した方法では、乱数を数式で作成したため、シートを変更したりファイルを開きなおすと毎回異なる乱数に変化してしまいます。 一度作成した乱数は固定しておきたい場合があります。この記事では、作成した乱数を固定する手順を紹介します。

方針

作成した乱数をコピーして、値として貼り付ける方法で固定値にします。

手順

RAND関数で乱数を作成した状態です。数式は以下を利用しています。

=RAND()*10

Excelで作成した乱数を固定する方法:画像1

乱数部分を範囲選択します。
Excelで作成した乱数を固定する方法:画像2

[Ctrl]+[V]キーを押すか、右クリックして表示されるポップアップメニューの[コピー]の項目をクリックします。
Excelで作成した乱数を固定する方法:画像3

コピー後に、右クリックして表示されるポップアップメニューの[貼り付けのオプション]の[値]のボタンをクリックします。
Excelで作成した乱数を固定する方法:画像4

数式の値が、値としてセルに貼り付けられます。数式ではなくなるため、以後値の変化はなくなります。
Excelで作成した乱数を固定する方法:画像5


注意
同じ行に上書きしない場合は、貼り付けたタイミングで、セルの変更が行われるため、RAND関数で作成した元の乱数は変化してしまう点に注意が必要です。
Excelで作成した乱数を固定する方法:画像6
AuthorPortraitAlt
著者
iPentecの企画・分析担当。口が悪いのでなるべく寡黙でありたいと思っている。が、ついついしゃべってしまい、毎回墓穴を掘っている。
作成日: 2024-07-11
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