リストを比較し、両方のリストに含まれる項目を抜き出す - フィルタオプションの利用

Excelでリストを比較し、両方のリストに含まれる項目を抜き出す手順を紹介します。

元データの準備

比較するリストを用意します。1枚目のシートに下図のリストを作成します。1行目は列名を記入します。
リストを比較し、両方のリストに含まれる項目を抜き出す - フィルタオプションの利用:画像1
リストを比較し、両方のリストに含まれる項目を抜き出す - フィルタオプションの利用:画像2

2枚目のシートに比較用のリストを用意します。1行目は列名を記入します。判定元のリストと同じ列名にします。(今回の例の場合では"名称"で同じ列名にします。)
リストを比較し、両方のリストに含まれる項目を抜き出す - フィルタオプションの利用:画像3
リストを比較し、両方のリストに含まれる項目を抜き出す - フィルタオプションの利用:画像4

手順 (選択したリストで抽出した項目を表示する場合)

判定元のリストを選択します。選択後、ツールリボンの[データ]タブをクリックして選択します。ツールリボンの[並べ替えとフィルター]セクションの[詳細設定]ボタンをクリックします。
リストを比較し、両方のリストに含まれる項目を抜き出す - フィルタオプションの利用:画像5

下図の[フィルター オプションの設定]ダイアログが表示されます。[リスト範囲]は選択していた判定元のリストの領域が設定されています。
リストを比較し、両方のリストに含まれる項目を抜き出す - フィルタオプションの利用:画像6

[検索条件範囲]の項目に2枚目のシートのリストを選択します。設定ができたらダイアログの[OK]ボタンをクリックします。
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リストを比較し、両方のリストに含まれる項目を抜き出す - フィルタオプションの利用:画像8

Sheet1のリストで、「名称」の値がSheet2のリストの「名称」に含まれるものだけが表示されます。他の行は非表示になります。
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手順 (抽出結果を指定した範囲に出力する場合)

判定元のリストを選択します。選択後、ツールリボンの[データ]タブをクリックして選択します。ツールリボンの[並べ替えとフィルター]セクションの[詳細設定]ボタンをクリックします。
リストを比較し、両方のリストに含まれる項目を抜き出す - フィルタオプションの利用:画像10

下図の[フィルター オプションの設定]ダイアログが表示されます。[リスト範囲]は選択していた判定元のリストの領域が設定されています。
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リストを比較し、両方のリストに含まれる項目を抜き出す - フィルタオプションの利用:画像12

[フィルター オプションの設定]ダイアログボックスの[抽出先]セクションの[莉呈した範囲]ラジオボタンをクリックしチェックします。
リストを比較し、両方のリストに含まれる項目を抜き出す - フィルタオプションの利用:画像13

[検索条件範囲]の項目に2枚目のシートのリストを選択します。
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リストを比較し、両方のリストに含まれる項目を抜き出す - フィルタオプションの利用:画像15

[抽出範囲]の項目を設定します。今回はSheet1の D,E列に設定します。設定ができたらダイアログの[OK]ボタンをクリックします。 リストを比較し、両方のリストに含まれる項目を抜き出す - フィルタオプションの利用:画像16
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Sheet1のリストで、「名称」の値がSheet2のリストの「名称」に含まれる項目を抽出した結果が、D,E列に表示されます。
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以上で、リストを比較し、両方のリストに含まれる項目を抜き出すことができました。

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著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
作成日: 2016-06-03
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