要素を拡大、縮小するアニメーションを作成する (モーショントゥイーンを利用)

Adobe Animateでモーショントゥイーンを利用して、要素を拡大、縮小するアニメーションを作成する手順を紹介します。

概要

図形や画像の要素を拡大したり、縮小したりするアニメーションを作成したいことがあります。 モーショントゥイーンを利用して要素の拡大、縮小のアニメーションを作成できます。

手順

Adobe Animateを起動しドキュメントを作成します。シーンのキャンバスの編集画面が表示されます。
要素を拡大、縮小するアニメーションを作成する (モーショントゥイーンを利用):画像1

図形の描画

[楕円プリミティブツール]を選択します。
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キャンバス上でドラッグして円を描画します。
要素を拡大、縮小するアニメーションを作成する (モーショントゥイーンを利用):画像3

[プロパティ]パネルの[オブジェクト]タブの[カラーとスタイル]の[塗り]のカラーを変更して円の色を変更します。
要素を拡大、縮小するアニメーションを作成する (モーショントゥイーンを利用):画像4

モーショントゥイーンの作成

タイムラインパネルで図形を描画したレイヤーのタイムラインのフレームで右クリックします。下図のポップアップが表示されます。 [モーショントゥイーンを作成]の項目をクリックします。
要素を拡大、縮小するアニメーションを作成する (モーショントゥイーンを利用):画像5

楕円プリミティブツールで描画した図形の場合、シンボルではないため、下図の[トゥイーン用に選択項目をシンボルに変換]ダイアログが表示されます。 [OK]ボタンをクリックしてシンボルに変換してモーショントゥイーンを作成します。
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モーショントゥイーンが作成されます。
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タイムラインパネルの現在の時間のインジケーターをドラッグしてモーショントゥイーンの最後のフレームに移動します。
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[自由変形ツール]を選択し、描画した円を選択します。サイズを元のサイズから変更します。 変更すると、最後のフレームがキーフレームになり、フレームに黒丸[●]のマークが表示されます。
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続いて、タイムラインパネルの現在の時間のインジケーターをドラッグして最初のフレームに移動します。[自由変形ツール]で円のサイズを変更します。 最初のフレームは円のサイズを縮小します。
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要素を拡大、縮小するアニメーションを作成する (モーショントゥイーンを利用):画像11

タイムラインパネルの現在の時間のインジケーターをドラッグして移動します。時間が進むごとに徐々に円が大きくなるアニメーションの様子が確認できます。
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アニメーションの確認

アニメーションを確認します。[制御]メニューの[再生]をクリックします。キャンバス上でアニメーションが再生され、アニメーションの動作を確認できます。
要素を拡大、縮小するアニメーションを作成する (モーショントゥイーンを利用):画像13

アニメーションの動作を確認し、もっと素早く拡大するアニメーションにしたいため、 タイムラインパネルのモーショントゥイーンのトゥイーンスパンのバーの右側をドラッグしてトゥイーンの時間を短くします。
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10フレームの長さに縮めました。
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Webブラウザで動作を確認します。[制御]メニューの[プレビュー]の項目をクリックします。
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Webブラウザが起動し、アニメーションが再生されます。円が拡大するアニメーションが再生されます。
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要素を拡大するアニメーションを作成できました。

AuthorPortraitAlt
著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。 最近は生成AIの画像生成の沼に沈んでいる。
作成日: 2022-02-12
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