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データベースのバックアップ時にバックアップデーターを圧縮する

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SQL Serverでデータベースのバックアップファイルを圧縮してバックアップする手順を紹介します。

手順

Microsoft SQL Server Management Studio を起動します。データベースサーバーに接続してログインします。
データベースのバックアップ時にバックアップデーターを圧縮する:画像1

[データベース]ノードを開き、バックアップしたいデータベースを選択します。右クリックしポップアップメニューを表示します。
データベースのバックアップ時にバックアップデーターを圧縮する:画像2

ポップアップメニューの[タスク]メニューの[バックアップ]メニューを選択します。
データベースのバックアップ時にバックアップデーターを圧縮する:画像3

[データベースのバックアップ]ダイアログが表示されます。今回はバックアップの種類は"完全"にしました。バックアップ先のディレクトリを設定します。
データベースのバックアップ時にバックアップデーターを圧縮する:画像4

左側の[ページの選択]エリアから[オプション]を選択します。画面が下図に切り替わります。
データベースのバックアップ時にバックアップデーターを圧縮する:画像5

ダイアログ下部の[圧縮]セクションのコンボボックスを開きます。圧縮に関するオプションが表示されます。
データベースのバックアップ時にバックアップデーターを圧縮する:画像6

バックアップの圧縮の設定を"バックアップを圧縮する"にしました。
データベースのバックアップ時にバックアップデーターを圧縮する:画像7

[OK]ボタンを押してバックアップを開始します。バックアップが終了すると下図のメッセージボックスが表示されます。
データベースのバックアップ時にバックアップデーターを圧縮する:画像8

圧縮バックアップは以上で終了です。

圧縮率

バックアップの有無でどの程度サイズが変わるか試してみました

事例1

数値、文字列情報がほとんどを占めるデータベースです。

圧縮なし492MB
圧縮あり15MB

事例2

画像が多めのデータベースです。

圧縮なし47.3GB
圧縮あり15.0GB

事例3

数値、文字列情報のみのデータベースです。

圧縮なし2544KB
圧縮あり388KB

補足

既定のサーバー設定で圧縮バックアップをデフォルトに設定できます。

Microsoft SQL Server Management Studio を起動します。データベースサーバーに接続してログインします。サーバーのノードを選択し右クリックでポップアップメニューを表示します。メニューの[プロパティ]を選択します。
データベースのバックアップ時にバックアップデーターを圧縮する:画像9

[サーバーのプロパティ]ダイアログが表示されます。
データベースのバックアップ時にバックアップデーターを圧縮する:画像10

左側の[ページの選択]エリアから[データベースの設定]を選択します。画面が下図に切り替わります。
データベースのバックアップ時にバックアップデーターを圧縮する:画像11

ダイアログ内の[バックアップを圧縮する]チェックボックスにチェックを付けるとバックアップ圧縮がデフォルトになります。
データベースのバックアップ時にバックアップデーターを圧縮する:画像12

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著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
作成日: 2012-11-27
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