SQL Server 2016 にネットワーク経由で接続できるようにする手順を紹介します。
SQL Server 2016 をインストールします。インストール手順はこちらの記事を参照してください。
SQL Server 2016 にアクセスできるようにファイアウォールを設定します。設定手順や設定の詳細はこちらの記事を参照してください。
上記の設定をしても、SQL Server Express Editionでは、ネットワーク経由で接続できないことがあります。その場合は、SQL Server 2016の構成を確認します。
アプリの一覧から、[SQL Server 2016 構成マネージャー]をクリックします。
[SQL Server 2016 構成マネージャー]のウィンドウが表示されます。
左側のツリービューで[SQL Server のネットワークの構成]ノード内の[(SQL Server インスタンス名) のプロトコル]ノードをクリックして選択します。右側にプロトコルの一覧が表示されます。プロトコルの"TCP/IP" の状態を確認すると「無効」の状態になっています。
右側のプロトコル一覧から、"TCP/IP" をクリックして選択し、右クリックします。ポップアップメニューが表示されますので、メニューの[有効化]をクリックします。
下図の[加えた変更はすべて保存されます。ただし、サービスを停止して再開するまで、その変更は有効になりません。]の警告ダイアログが表示されます。[OK]ボタンをクリックします。
プロトコルの"TCP/IP" の状態が[有効]に変わります。
左側のツリービューで[SQL Server のサービス]ノードをクリックし、右側のサービス一覧で、[SQL Server]の項目を選択し、右クリックポップアップメニューの[再起動]をクリックして、SQL Server を再起動します。
SQL Server再起動後、ネットワーク経由で接続できるか確認します。