CloudWatch を利用してサーバーのステータス監視をする

Amazon CloudWatch を利用して、サーバーのステータス監視をする手順を紹介します。

手順

Amazon EC2の管理画面の[インスタンス]画面を開きます。現在、利用してるインスタンスの一覧が表示されます。監視したいインスタンスをクリックして選択します。選択後、下部のタブの[ステータスチェック]のタブをクリックします。下図の画面が表示されます。
[ステータスチェックアラームの作成]ボタンをクリックします。
CloudWatch を利用してサーバーのステータス監視をする:画像1

[アラームの作成]ダイアログが表示されます。[通知の送信先]のコンボボックスの右側にある[トピックを作成]のリンクをクリックします。
CloudWatch を利用してサーバーのステータス監視をする:画像2

[通知の送信先]テキストボックスに"手動でトピック名を入力"となります。
CloudWatch を利用してサーバーのステータス監視をする:画像3

[通知の送信先]のテキストボックスにトピック名を入力します。[受信者]のテキストボックスにアラーム発生時の通知先のメールアドレスを入力します。
アラーム発生時にアクションを実行したい場合は[アクションを実行]のチェックボックスにチェックをします。実行したいアクションを右側のラジオボタンの中から選択します。今回は[このインスタンスの再起動]にチェックし選択します。
CloudWatch を利用してサーバーのステータス監視をする:画像4

画面を下にスクロールすると、アラーム発生の閾値とする最低発生数とその間隔を設定する欄があります。今回はデフォルトのままとします。
CloudWatch を利用してサーバーのステータス監視をする:画像5

最初のアラームではIAMロールの作成が必要になるため、[IAMロールの作成]チェックボックスにチェックをつけます。
設定ができたら画面右下の[アラームの作成]ボタンをクリックします。
CloudWatch を利用してサーバーのステータス監視をする:画像6

アラームが作成されます。アラームが作成されると下図のダイアログが表示されます。ダイアログ右下の[閉じる]ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。
CloudWatch を利用してサーバーのステータス監視をする:画像7

インスタンスの一覧画面に戻ります。CloudWatchのアラームを導入したインスタンスの[アラームのステータス]の項目が"なし"から"OK"に変わっています。
CloudWatch を利用してサーバーのステータス監視をする:画像8

CloudWatch 管理画面の確認

続いて、CloudWatchの管理画面を開きます。下図の画面が表示されます。アラームの送信先のメールアドレスの確認がまだ終わっていないため、

もしくは承認されていないサブスクリプションの通知トピックを伴うアラームが、1 つまたは複数存在します。これらのアラームがトリガーされた場合、通知が発送されない可能性があります。[アラーム] ページに移動して、影響のあるすべてのアラーム ("設定ステータス" 列にエントリを持つ) を監査してください

のメッセージが表示されています。
CloudWatch を利用してサーバーのステータス監視をする:画像9

左側のメニューの[アラーム]をクリックします。CloudWatchのアラームの一覧が表示されます。先ほど作成したアラームが一覧に表示されています。
CloudWatch を利用してサーバーのステータス監視をする:画像10

SNS 管理画面の確認

Amazon SNSの管理画面を表示します。左側のメニューの[Topics]をクリックします。
CloudWatch を利用してサーバーのステータス監視をする:画像11

[Topics]画面が表示されます。CloudWatchアラーム作成の際に作成したTopicsが作成されています。Topicをクリックします。
CloudWatch を利用してサーバーのステータス監視をする:画像12

Topicに関連付けられているSubscriptionの一覧画面が表示されます。Topicの送信先のメールアドレスが登録されていますが、まだメールアドレスが確認できていないため、Subscription IDが[PendingConfirmation]になっています。
CloudWatch を利用してサーバーのステータス監視をする:画像13

送信メールアドレスにSubscriptionの確認メールが送られますので、Subscriptionを許可すると、下図の状態に変わり、アラーム発生時にこのTopicのSubscriptionに登録された連絡先にメッセージが送られます。
CloudWatch を利用してサーバーのステータス監視をする:画像14

TopicにSubscriptionを追加することで、SMSでメッセージの通知や、Webへのアクセス、メールの送信などのアクションを追加できます。

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著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
作成日: 2016-08-28
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