Amazon CloudWatch を利用して、サーバーのステータス監視をする手順を紹介します。
Amazon EC2の管理画面の[インスタンス]画面を開きます。現在、利用してるインスタンスの一覧が表示されます。監視したいインスタンスをクリックして選択します。選択後、下部のタブの[ステータスチェック]のタブをクリックします。下図の画面が表示されます。
[ステータスチェックアラームの作成]ボタンをクリックします。
[アラームの作成]ダイアログが表示されます。[通知の送信先]のコンボボックスの右側にある[トピックを作成]のリンクをクリックします。
[通知の送信先]テキストボックスに"手動でトピック名を入力"となります。
[通知の送信先]のテキストボックスにトピック名を入力します。[受信者]のテキストボックスにアラーム発生時の通知先のメールアドレスを入力します。
アラーム発生時にアクションを実行したい場合は[アクションを実行]のチェックボックスにチェックをします。実行したいアクションを右側のラジオボタンの中から選択します。今回は[このインスタンスの再起動]にチェックし選択します。
画面を下にスクロールすると、アラーム発生の閾値とする最低発生数とその間隔を設定する欄があります。今回はデフォルトのままとします。
最初のアラームではIAMロールの作成が必要になるため、[IAMロールの作成]チェックボックスにチェックをつけます。
設定ができたら画面右下の[アラームの作成]ボタンをクリックします。
アラームが作成されます。アラームが作成されると下図のダイアログが表示されます。ダイアログ右下の[閉じる]ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。
インスタンスの一覧画面に戻ります。CloudWatchのアラームを導入したインスタンスの[アラームのステータス]の項目が"なし"から"OK"に変わっています。
続いて、CloudWatchの管理画面を開きます。下図の画面が表示されます。アラームの送信先のメールアドレスの確認がまだ終わっていないため、
のメッセージが表示されています。
左側のメニューの[アラーム]をクリックします。CloudWatchのアラームの一覧が表示されます。先ほど作成したアラームが一覧に表示されています。
Amazon SNSの管理画面を表示します。左側のメニューの[Topics]をクリックします。
[Topics]画面が表示されます。CloudWatchアラーム作成の際に作成したTopicsが作成されています。Topicをクリックします。
Topicに関連付けられているSubscriptionの一覧画面が表示されます。Topicの送信先のメールアドレスが登録されていますが、まだメールアドレスが確認できていないため、Subscription IDが[PendingConfirmation]になっています。
送信メールアドレスにSubscriptionの確認メールが送られますので、Subscriptionを許可すると、下図の状態に変わり、アラーム発生時にこのTopicのSubscriptionに登録された連絡先にメッセージが送られます。
TopicにSubscriptionを追加することで、SMSでメッセージの通知や、Webへのアクセス、メールの送信などのアクションを追加できます。